細かい日付は忘れたが、一昨年から自転車通勤をしている。
仕事が深夜(っていうか早朝)になることが多いことから、
ついつい誘惑に負けて乗ってしまうタクシー代を減らしたかったのと、
運動不足をちょっとでも解消できればと思ってのことだった。
事務所から自宅まで3km弱10分ちょっとの行程だが、
日中の喧騒が冗談に思えるほど、人気がなく静かな池袋の道を走るのはなんとも気持ちがいい。
朝6時15分の池袋西口公園。
奥に見えるのは東京芸術劇場。
この池袋を擁する豊島区に住み始めてもうすぐ10年になる。
しかし、まだまだ知らないことが多い。
今年3月27日に豊島区の公式サイト上で公開された未来戦略推進プラン2009(案)によると、
2009年1月時点で、豊島区は中野区を抜いて全国で一番人口密度が高い都市になったらしい。
(資料9ページ、ファイル上では15ページ目。)
JR山手線の駅で豊島区にあるのは、駒込駅、巣鴨駅、大塚駅、池袋駅、目白駅。
高い建物がある大きな都市というイメージがあるのは池袋駅周辺くらいで、
他の駅周辺はどこまで行っても住宅街というイメージしかない。
(豊島区にある鉄道駅はWikipediaに詳しい)
人口密度が高いというと、なんとなく負のイメージがある。
窮屈な、余裕のない暮らしという感じだ。
逆に人口密度が低いのは、土地が豊富な田舎、
または一軒一軒の土地が広い高級住宅地というイメージだ。
東京都外に住む人に東京のイメージを聞けば、
真っ先に挙がるのは「人が多い」「高層ビル」「家が狭い」など、
過密感(=人口密度の高さ)をイメージするキーワードだろう。
地名(駅名)で言えば、新宿、渋谷、六本木や銀座、東京駅近辺だと思う。
逆にその東京の象徴ともいえる人口密度の高さを聞いたら、
豊島区(池袋)を挙げる人はきっと1人もいないはずだ。
そのギャップが、なんとなくだが面白い。
実はサンシャインに300万人住んでます。
返信削除信じるかはASKA次第