週末になると千川駅の近くにあるTSUTAYAへ行って、旧作のDVDを借りるのがすっかり習慣化してきた。
妻が夕食の支度している間、DVDを視聴するのは、日中遊んで疲れた息子とともにのんびりと時間を過ごすのにちょうどよい。で、今日はWALL-E(ウォーリー)を借りてきた。
映画の内容は、ここでは割愛。
終盤、じっとストーリーに見入っていた息子が、急にちゃぶ台の下に潜りこんだ。
ちゃぶ台に潜ってしまうと、テレビの画面を見る事はできない。どうしたのだろうかと、ひょっとしたら急に具合でも悪くなったのかもしれないなと、不安混じりに息子の様子を見ていると、息子の背中がひくひくと動いている。
直後、ちゃぶ台から這いずり出たかと思うと、息子が泣いている。あるシーンのあまりの切なさに耐えられなくなってしまったのだ。
自分が死んでしまうことへの恐怖。大切な人との離別を想う寂しさ。その感情は、自分が何歳のときに訪れたのかすっかり忘れてしまったけれど、息子の確かな成長を実感せずにはいられなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿