2009年6月11日木曜日

使う側と使われる側

といっても、雇用関係の話しではない。
お店(企業)が発行するポイントの話しだ。

誰もがお財布の中に1枚くらいはポイントカードを持っているだろう。
(スタンプカードのようなものも含む)

給料日前で財布の中身がさみしい私は、
今日の夕食代をポイントで全額分賄った。

しかし、このお店で使ったポイントは、まったく別の店で貯めたポイントであって、
今日ポイントを使ったお店では普段まったく買い物をしない。

ポイントの利便性を享受しつつも、
現金を1円も払っていないために、
まるで万引きをしたかのようなちょっとした罪悪感があったのも事実だ。

それで、ふと思った。

相互交換(相互利用)が可能なポイントは、
使う側と使われる側(ユーザから見れば、貯める店と使う店)に、かなり差があるんじゃないかなと。

あるお店はポイントを発行する側に回り、
あるお店はポイントを使われる側に回る。

そこで、ポイントを使われるばかりの側に何らかの補てんがあればいいのだけれど、
実際のところどのような仕組みになっているのだろうか。

とあるポイント交換のサイトを見ると、
ポイントを貯められるお店は比較的高額な商品のお店が並び、
ポイントを使える店は、最近、業績不振の噂が絶えないお店が並んでいる。

顧客の利便性を追求するあまり、
自社の足元がぐらつくような経営はしてほしくないなぁと、
一顧客として思う。

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