2009年10月22日木曜日

さようならビックカメラ池袋東口総合館とこんにちはビックカメラアウトレット

10月30日。
池袋三越の跡地に、ヤマダ電機の日本総本店がオープンする。

この状況に、池袋を地盤とするビックカメラがただ手をこまねいているわけもなく、
先行して、今日、池袋本店および本店パソコン館がリニューアルオープンしたのと、
新業態であるビックカメラアウトレットが開店した。

このビックカメラアウトレットがオープンした場所は、
先日まではビックカメラ池袋東口総合館という店舗であった。

総合館の名の通り、地下1階から5階までの店舗には、
白物家電以外の商品が、品数こそ少ないものの、
だからこそ売れ筋や注目の商品がコンパクトに陳列されていた。

そして何より、平日でも休日でも空いており、
私はこの東口総合館を非常に重宝していた。
数百メートル歩いた先にある池袋本店は、平日でも歩くのさえ大変な賑わいを見せているというのに。

薄利多売の家電量販店にとっては「空いている」状態は悪であり、
そこをてこ入れするのは当然だ。

アウトレットのオープン初日の今日。
店の前では店員さんが威勢の良い声をあげ、
それに吸い込まれるように買い物客で店内は溢れかえっていた。

用もないのにふらりと店に入っては、
携帯をいじり、デジカメを手にとり、ゲームソフトやDVDのコーナーをチェックするなど、
東口総合館の冷やかし客としての常連であった私は、
なんとなく自分の居場所を奪われた気がして寂しい。

勝手な話だけど。

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