早稲田大学や中央大学が新たに中高一貫校を創設し、
少子化の影響から受験者減を脱却し、志望者の増加を目指す次第側と、
大学への「進路保証」への親子の期待が一致しているという内容だ。
この記事を読み、昨年、我が家でこんなことがあったのを思い出した。
元プロ野球選手の清原和博氏の長男が、
慶応義塾幼稚舎に合格したという記事がある週刊誌に書かれていた。
実家に帰ったときに、同じ記事を読んだ父とその話題になった。
「慶應は野球も名門だから、(父親譲り=清原氏のこと)でいいんじゃねーかな。○○(息子の名前)も野球をやらせるんだったら、慶應でも受けさせてみっか」
と父が軽口を叩くと、いきなり話が飛躍した母親が、
「受験するなら早稲田のほうがいいんじゃない」
と言い出した。
ちなみに、早稲田に系列・附属の小学校はない。
そんな話を義父にしたところ、
大の巨人ファンで長嶋茂雄氏のファンである義父は、
「家からも近いし、立教のほうがいいんじゃねーか」
と言い出す始末。
本人の関係ないところで、勝手に受験が始まっている。
人の期待というものはおそろしいものだ。
ちなみに、当の育ての親である私と妻は、
息子は近所の公立の小学校へ行かせることをとっくの昔に決めている。
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