息子に明日はどこへ行きたいか聞くと、「かわいいおばけがいたところ」と返ってきた。
「かわいいおばけ」がいたのは、先月訪れた三井アウトレットパーク多摩南大沢だ。
先月訪れたときはハロウィンのフェア期間だったので、
モールの至る所にお化けの人形が飾られていたのだ。
そのおばけを息子はいたく気に入っていた。
もう11月に入り、そのおばけは撤去されていると思われたため、
「おばけはもういないよ」と伝えたところそれでもいいと言う。
で、案の定いなかった。
モール内を歩いていると、息子が「アイスクリームが食べたい」と言い出した。
あまりに急だったので、ちょっと驚く私。周囲を見渡して合点がいった。
すぐ近くにクレープの販売車があり、息子はそれをアイスクリームの販売車と勘違いしたのだ。
私が、「あれはクレープ屋さんだよ」と息子に教えると、
息子が「クレープって美味しいんだよ」と言う。
「あれ?」と思った。
息子はクレープを食べたことがあるんだろうか。
疑問に思ったので、息子に聞いてみると、「食べたことない」と言う。
ずっこけそうになる私。
要するに食べたいという事なんだろう。
ふと小さい頃の思い出がよみがえってきた。
私も小さい頃、よくクレープを食べたいと思った。
なのに食べてみると、結局あまり美味しさを感じることができず、最終的には残し親によく叱られた。
いい機会だと思い、息子にクレープを買い与えた。
息子は、いちごと生クリームのクレープを選んだ。
案の定である。
生クリームといちごばかり食べている。
挙句、クレープを食べるのにクレープの生地そのものが邪魔だと、本末転倒な事を言い出した。
親バカを承知で書くが、うちの息子は記憶力がいい。
これでしばらくは、クレープを見ても食べたいとは言わないだろう。
関連記事:
- 三井アウトレットパーク幕張とボーネルンド - 2009年11月3日
- 多摩動物公園とオオカミと三井アウトレットパーク多摩南大沢 - 2009年10月24日
0 件のコメント:
コメントを投稿