2009年7月26日日曜日

消費者金融の融資成約率低下とまぎらわしいタイトル

asahi.comに掲載された「消費者金融、審査強化で成約3割 厚労省制度見直しへ」を読む。

内容をまとめると、貸金業法改正に向け、消費者金融業者の融資の成約率が3割を切る状況下、
消費者金融業者は規制強化を緩めることを求め、
厚生労働省は生活福祉資金貸付制度の見直しを行う、というものだ。

しかし、まぎらわしいタイトルである。
タイトルだけ見ると、消費者金融業者の成約率が伸び悩んでいるから、
成約率が上昇するように厚生労働省が制度を見直すととれなくもない。

わかりやすいタイトルをつけるのであれば、
「消費者金融、審査強化で成約3割 貸金業法改正が影響」とか、
「ヤミ金融への流出を阻止 厚労省制度見直しへ」となるのではないだろうか。

協会が今年2月に公表したアンケート結果(複数回答あり)では、希望通りに借りられなかった人のうち、支出の抑制や収入増の努力で借金を見送った人は7割。

これが正しい姿だと思うんだけどなぁ。

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