2009年12月29日火曜日

仕事納め、そして、あれから20年

今日は、うちの会社の仕事納めでもあり、
渡辺の32回目の誕生日でもある。

仕事納めの日の午後は、恒例の大掃除。
社内の大掃除をすると、今年も終わりだなーという実感がひしひしと湧いてくる。
普段は手が行き届かないところがピカピカになる様子は、実に気持ちが良い。

ちょうど20年前の今日、1989年12月29日。
日経平均株価は、終値38915.87円を記録した。(これが終値の最高値)
今日の終値は、10638.06円。

意味のない比較になってしまうが、単純計算では20年間で28277.81円の下落。
この下落幅分の28000円が今日の終値だったら、
どれだけ多くの人が、今よりも経済的に豊かであっただろうとついつい考えてしまう。

小学館創立85周年を記念して企画された「日本の歴史」シリーズ。
最終巻である16巻(1955年から現在)の表紙を飾ったのはドラえもんだ。

帯に書かれた、「物質的繁栄を求めた私たちが得たものとは」。
タイトルの「豊かさへの渇望」。
そして、希望に満ち溢れたドラえもんの表情。

小さい頃から大好きだったドラえもん。
日々、科学技術は進展し、ドラえもんがポケットから出す便利な未来の道具にどんどん近づいている。
それなのに、小さい頃夢見た、自分の将来の姿、日本の未来の姿とは程遠いと言わざるをえない。
「こんなはずじゃなかったのに」と、大酒を煽りたい気分になる。

こんな時代だからこそ、希望を持ちたい。明るい夢を見たい。
2010年代こそ明るい未来への架け橋にしたい。
心からそう思っている。

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