2009年7月31日金曜日

半日だけの夏休みと那須倶楽部

午後から半日だけの夏休み。

一度実家のある宇都宮市に向かい、
そのまま両親や姪とともに那須へ向かった。

義理の兄が日産自動車に勤務していることから、
日産自動車健康保険組合が運営するNISSAN那須倶楽部へ宿泊するためだ。
(家族やOBだけでなく、ゲストも宿泊可能なのだ。)

この那須倶楽部へは2回目。
先日の小田原旅行の際も湯河原荘を利用させていただいたのだが、
企業の保養所とは思えないほどサービスや部屋がいい。
そして何より料金が安い。

「自分の会社でもこんな保養所をもてたらなぁ」と、
一企業経営者として羨ましい気持ちがふつふつと湧いてくる。

温泉に浸かり気持ちをリフレッシュさせるとともに、頑張ろうという気持ちになれた。



関連記事:

2009年7月30日木曜日

ゴーヤチャンプルと金井さん

夕方6時頃、事務所のインターホンが鳴った。
渡辺がインターホン越しに話しかけた後にドアを開けたので、
誰かと思っていたら金井さんであった。

金井さんは先日テンダを退職された。
うちの会社の近所に住んでいることから、こうして時々顔を出してくれる。

「これ、良かったらどうぞ」と紙袋を手渡してくれ、
中を覗くとおにぎりとタッパーが入っていた。

「ゴーヤチャンプル作ったんですよ。お腹空いてるかなと思って」
それだけ言い残すと帰ってしまった。

いただいた手前、面と向かって言えなかったのだが、私はゴーヤチャンプルが苦手だ。
以前、沖縄料理の居酒屋でゴーヤチャンプルを初めて食べてみた折、
ゴーヤ独特の苦味が口に合わなかった。
それ以来、ずっと避けてきた料理の1つだ。

ただ、今回はせっかく手作りの料理をいただいて、一口も食べないというわけにはいかない。
そこでせめて一口は食べて、後はゴーヤチャンプルが好きな渡辺にあげてしまうつもりだった。

恐る恐る一口食べてみる。
するとバカ美味である。
ゴーヤ独特のあの苦味がまったくと言っていいほどない。

結局、一口食べたら渡辺にあげるつもりが、
一口だけ渡辺にあげて、後は全部私が食べてしまった。

おかげで、ゴーヤチャンプルに対する苦手意識が一気に吹き飛んだ。
金井さんご馳走様でした。それと、ありがとう!

関連記事:

2009年7月29日水曜日

ロッテリアと絶妙ハンバーガー

残業に備え、夕食をどうしようかという話題になったとき、
渡辺から「ロッテリアに行きましょう。絶妙ハンバーガーが食べてみたいんです」という提案があった。

2人でロッテリアに向かい、絶妙ハンバーガーを注文。


味覚は個々人それぞれのものなので、
人の意見を参考にせず自分で確かめてみて欲しいのを前提とするが、
個人的には絶妙というより微妙であった。

味は決して悪くないと思うが、
バンズが焦げており、その焦げ味が口の中に残ったのと、
売りである超粗挽き肉のパティの食感が馴染めなかった。

ふと見ると、渡辺が絶妙ハンバーガーセットに加え、単品でタンドリーチキンサンドを注文している。
またか。

関連記事:

2009年7月28日火曜日

リース取扱高減少の背景と4つの要因

自分の無知を公表するような形になるが、
私にとって大いに勉強になったことがあったので記事にする。

NIKKEI NETに「リース取扱高、6月は17.7%減 25カ月連続マイナス」という見出しの記事があった。
この見出しだけを見ると「また不況の記事か」と思いそうだが、実態はどうも違うようだ。

理由は、住友信託銀行の調査部が発行している調査月報の2008年10月号に掲載された、リース取扱高現象の背景を探る(PDF)に詳しい。
面白いので是非ご一読を。

そこで述べられている要因とは、以下の4つだ。
  1. リース会計基準改正*1と新しい減価償却方式の導入により、リース利用のメリットが減った。

  2. リース取扱高の中で大きな割合を占めるPCの単価が下落し、それに伴い取扱高が減少したことと、皮肉にもPCの調達単価が全額損金処理可能な水準まで下落し、リースを選択するメリットがなくなったこと。

  3. 銀行の貸し出し金利<リース料率となったこと

  4. リース会社が注力する短期レンタルは伸びていること

1番目のリース会計基準改正の影響というのは予想がついたけれども、
2番目~4番目の理由は恥ずかしながら想像できなかった。

不況不況と騒がれる中で、脊髄反射的に何でも一緒くたにして考えてはいけないなぁと改めて思った。

*1 社団法人リース事業協会リースを利用される方のためのリース会計税制Q&A【第3版】(PDF)に詳しい。

2009年7月27日月曜日

ドラゴンクエスト9とすれちがい通信

ドラゴンクエスト9の実売本数が発売3週目にして300万本を突破したそうだ。
出荷本数ではなくて、実売本数。これはすごい。

先日、この数字が実感できる出来事があった。
先週の土曜日(7月25日)のことだ。

ドラゴンクエスト9を購入したものの相変わらず進んでいない私。
Drumming Highのライブにせっかく渋谷に行くのだからと思い、
すれちがい通信を試してみることにした。

JR渋谷駅ハチ公口を出て、すれちがい通信をONにしてみる。
するとあっという間に3人とすれちがうことができた。

すれちがい通信は一度に3人までとしか行うことができない。
その原理は会計でいうところの先入先出法
Aさん、Bさん、Cさんとすれちがった状態で、
Dさんとすれちがったら、一番最初に通信をしたAさんは追い出される形式だ。

だから、より多くの人と無駄なくすれちがうためには、
3人とすれちがった段階で一度セーブをし、
あらためてすれちがい機能をONにする必要がある。

あっという間に3人とすれちがい軽くあわてふためいた私は、
すぐさまセーブをし、あらためてすれ違い通信をON。
すると、ものの数秒で3人とすれ違い。これの繰り返し。

ライブの時間を除けば、渋谷には往復の1時間もいなかったろう。
その間にすれちがったドラクエ9のプレイヤー、なんと68人!

おかげで『一日呼び込み署長』という称号を授与できた。
今度は地元池袋で試してみたいと思う。

関連記事:

2009年7月26日日曜日

消費者金融の融資成約率低下とまぎらわしいタイトル

asahi.comに掲載された「消費者金融、審査強化で成約3割 厚労省制度見直しへ」を読む。

内容をまとめると、貸金業法改正に向け、消費者金融業者の融資の成約率が3割を切る状況下、
消費者金融業者は規制強化を緩めることを求め、
厚生労働省は生活福祉資金貸付制度の見直しを行う、というものだ。

しかし、まぎらわしいタイトルである。
タイトルだけ見ると、消費者金融業者の成約率が伸び悩んでいるから、
成約率が上昇するように厚生労働省が制度を見直すととれなくもない。

わかりやすいタイトルをつけるのであれば、
「消費者金融、審査強化で成約3割 貸金業法改正が影響」とか、
「ヤミ金融への流出を阻止 厚労省制度見直しへ」となるのではないだろうか。

協会が今年2月に公表したアンケート結果(複数回答あり)では、希望通りに借りられなかった人のうち、支出の抑制や収入増の努力で借金を見送った人は7割。

これが正しい姿だと思うんだけどなぁ。

2009年7月25日土曜日

渋谷WOMBとDrumming High / 午後の部

自分の計画不足に軽くショックを受けながら、一旦池袋に戻る。
息子を妻に預け、一人再度渋谷へ足を運んだ。

目的は、渋谷WOMBで行われるDrumming HighのLIVEを観にいくためだ。

Drumming Highを簡単に説明すると、
元Judy and Maryのドラムスを担当していた五十嵐公太さんと、
吉川晃司バンドなどで活躍する酒井麿さんが組んだユニット。

通常のライブと異なり、歌や演奏を聞くというものではない。
2人の叩くドラムやパーカッションとともに、
会場の観客も一緒にドラムやパーカッションを叩く。
だから、観客というよりも参加者と言ったほうが適切かもしれない。

「一緒にドラム?」って妙に思われるかもしれないが、
会場には、実際にドラムが多数置かれているのだ。
五十嵐公太さんのブログを見るとわかりやすい。

無我夢中でパーカッションを叩くというのは面白い。
私は、シェイカーを振りすぎて手が痛い。

日頃、仕事などでストレスがたまっている人にはオススメだ。

子どもの城と息子の気遣い / 午前の部

今日は午前の部と午後の部に分けて書く。

恒例の親父と息子の東京探索。
今日は、渋谷にある子どもの城に行ってきた。

JR渋谷駅ハチ公口から宮益坂を登ること約10分。
岡本太郎氏によって作られた子どもの樹が出迎えてくれる。



子どもの城は、厚生省によって構想、建設された大型児童センター。
様々な「遊び」のプログラムを用意しているということで、
晴天にも恵まれ、さぞかし混んでいるかと思いきや、思いのほか空いている。

3階には、木製の大型アスレチックが置かれている。
しかし、大きなすべり台は滑りが悪く、息子は期待はずれ感丸出しであった。



4階の音楽ロビーには、様々なパーカッションや、木琴、ピアノが置かれており、
音楽好きの息子には楽しいフロアだった。





もうちょっと色々と調べてから行けば良かったのだが、
せめて小学生以上にならないと面白くない施設かもしれない。

とはいえ、小学生が友達同士で来るような場所には位置していない。
そのうえ3歳以上は入館料が必要になる。
空いている理由がなんとなくわかった気がした。

帰り際、「楽しかったか?」と恐る恐る息子に聞いてみると、
「うーん、楽しかった」と非常に気を遣いまくりの返答。

我ながら情けない。

2009年7月24日金曜日

auケータイの導入とオヤジ化

ケータイサイト(モバイルサイト)の研究のために、
うちの会社でauとsoftbankの携帯端末を導入することにした。
ちなみに、今まではNTTdocomoしかなかった。

端末調達のために、ビックカメラ池袋東口総合館へ向かう。
auの端末は旧機種のいくつかのモデルが1円で売られていた。

その中に、静止画がきれいなことで有名な、
カシオのEXILIMケータイW63CAも置かれていた。

現在私用しているケータイのカメラに不満な私は、
無意識にEXILIMケータイに手を伸ばしそうになる。

おっとっと、危ない危ない。

EXILIMケータイを買ったら、きっと社長特権で私物化しちゃうだろう。
己の馬鹿さを予測し、断腸の思いで諦めた。
結局CA001を購入した。

帰社後、CA001を操作してみる。
自分のケータイ人生の中で、auの機種に触れるのは初めて。
まったく勝手がわからない。

さすがに、通話やカメラはわかるが、
ドコモでいうところのiモードに該当するのがどれなのかわからない。

パソコン初心者の「インターネットって何なの?」に近い、
未知なるものに遭遇したときの不安な心境を味わった。

自分には、MNPは無理そうだなぁ。
こうしてだんだんと保守的なオヤジ化していくのかなと思った。

関連記事:

2009年7月23日木曜日

L-05Aとgooスピードテスト

散々悩んだ挙句、データ通信カードを購入した。
選択したのは、NTTdocomoのL-05Aだ。

帰社後、早速セッティングを試みる。
インストールも簡単、ドコモコネクションマネージャの設定も極めて簡単。
あっという間に、接続が完了した。

Webブラウズをしてみると、思いのほか早く驚いたと同時に、
ふと、起業した当時のことを思い出した。

会社を設立した頃、外出先でもメールの送受信がしたいと思い、PHS型のデータ通信カードを購入した。
が、64Kという速度は、メールの送受信をするにしてもWebブラウズをするにしても、
ADSLの速度に慣れた身には、兎にも角にもスローすぎた。
結局、大して使用することなく解約してしまった。

せっかくなので、gooスピードテストを利用して下り通信速度を計ってみた。
会社のADSL : 4.11Mbps
L-05A : 1.51Mbps
おぉ!1.5Mも出ている。

以前の記事にも書いたが、私の自宅のインターネット回線がフレッツADSLの1.5Mだった。
ADSLはベストエフォート型なので、1.5Mタイプといっても決してその速度が出るわけではない。
家庭のADSLよりもデータ通信カードのほうが早いなんて。
まさに隔世の感がある。

ちなみに、Webブラウズのほうは全く問題がないのだが、
L-05Aを使ったメールの送受信で、うちの会社にとって重大な問題が発生している。
それが解決しない限り、まだ素直には喜べない。

関連記事:

2009年7月22日水曜日

追悼アベフトシ

NHK宇都宮放送局の目の前にキーボード・ミヤという楽器店がある。

私は、高校生のとき、それこそ本当に毎日このキーボード・ミヤに通っていた。大学生になってからも、長期休暇で地元に帰ればそれは変わらなかった。

キーボード・ミヤ店内に置かれたテレビでは、ずっとMTV・JAPANが流されており、そこで初めてBIRDMENという曲を耳にした。

初めて知ったバンドだったので、何の気なしにただぼんやりとその曲を聴いていた私は、曲が始まって1分たった頃、衝撃を受けた。

まるでマシンガンをぶっ放すような、DJがレコードをスクラッチするような、ギタリストのリズミカルで切れの良いカッティング。私は一瞬、スイッチング奏法か、それともエフェクトをかけているのかと勘違いした。

The Rolling Stonesのキースリチャーズが、Chuck BerryのJohnny B.Goodeを聴き「ブチのめされた」と語っていたが、私もまさにそんな状態であった。曲が終わると、私はすぐにオリオン通りにある新星堂へBIRDMENを買いに走った。

それから何度も何度も、そのカッティングの練習をしたのだけれど、結局、アベフトシのようにリズミカルに、歯切れよく、高速に弾けるようにはならなかった。今ももちろん弾けない。

自分が死んだ後、天国でアベフトシ氏にお会いすることができたら、BIRDMENのあのカッティングのコツを教えて欲しいと頼み込むつもりだ。

享年43。早すぎる。悔しい。

合掌

2009年7月21日火曜日

端末購入価格とランニングコスト(どっちもわからなかった)

うちの会社も、一丁前にデータ通信カードの必要性に迫られてきた。

情報収集のために、通信キャリア各社のWebサイトを見ると、
料金体系が正直非常にわかりづらいなと感じる。

「定額」の文字がサイト上に踊っていても、
必ずと言ってよいほど但し書きだらけだ。
どこまでが定額で、何をすると別料金なのかが極めてわかりにくい。

わからないことは聞けばよいと考え、午後に近所のドコモショップ池袋東口店へ行く。

で、また悩んだ。

新規・MNP XXX円!という文字が商品の下に並ぶ。
そこにも必ずと言ってよいほど「バリュー一括、当店指定のオプション加入」と書かれている。
しかし、肝心の「当店指定のオプション」の内容がどこにも書かれていないのだ。

店員さんに当店指定のオプションはどのようなものかを聞くと、
DCMXが含まれており、法人では加入できないらしい。
だから、新規であっても、XXX円プラスY千円という金額になりますと説明を受けた。

月々の支払う料金の説明がわからず、
そもそも端末を買うために必要な正確な金額がわからない。

一気に気持ちがトーンダウンし、そのまま店を出た。
必要だからいずれ買わなくてはならないのだけれども。

昔は良かったなぁ。
わかりやすかったなぁ。

2009年7月20日月曜日

わくわくグランディ科学ランドとななめの部屋

暑いから屋内で遊ぼうという大人の弱気な発言により(発言主:私)、
わくわくグランディ科学ランドへ行く。

ちなみに、グランディってなんぞと思われる方がいるかもしれないため補足説明。
このわくわくグランディ科学ランドは、元来は栃木県子ども総合科学館という名称だ。
宇都宮市に本社を置く東証二部上場のグランディハウスという住宅メーカーが、
この栃木県子ども総合科学館のネーミングライツを取得し、このような名前になっている。

敷地内には、実物大のH2ロケットの模型が置かれている。
その様はなかなか圧巻だ。



ちょうど天文台が公開されていたが、残念ながら天気が悪く何も見えなかった。



本館2階に「ななめの部屋」という展示物がある。
一見、普通の部屋なのだが、実は部屋自体が強烈に傾いている、視覚による錯覚を楽しむ展示物だ。

部屋の前には、「転倒のおそれがあります」と書かれているにもかかわらず、
案の定、私は中で豪快に転倒し危うく足を捻挫しそうになった。



この子ども総合科学館は、子どもはもちろん楽しいが、大人でも十分に面白い。
子ども連れで宇都宮に来た際には、是非遊びにきてほしい場所だ。

関連記事:

2009年7月19日日曜日

ドリームプールかわちと井頭公園

姪2人がプールに行きたいと言い、それに触発され息子もプールに行きたいと言い出す。
父、母、姉、私、妻、姪2人、息子の総勢8名で、ドリームプールかわちへ行った。

このドリームプールかわちには初めて行ったのだが、
市営の施設とは思えないほど設備が充実しており驚いた。
屋内型のプールで、ウォータースライダーや流れるプールまである。

25メートルプールはレーンで3つの用途に区切られており、
そこに歩行コースがあるため、施設内は老若男女で大変賑わっていた。
父、子、孫、三世代で遊べるプールもいいものだなと思った。

ちなみにこのドリームプールかわちは、
以前にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ「ウォーターボーイズ 2005夏」で使われたそうだ。
入り口にその紹介と、出演した俳優らのサイン色紙が飾られていた。



プールを後にし、井頭公園へ。
相変わらずここのコイの食いっぷりは気持ちいい。

写真は、コイにエサやりをする息子。
果ては第二の山田久志か、それともちゃぶ台をひっくり返す星一徹か。
アンダースローがとてもサマになっている。



関連記事:

2009年7月18日土曜日

デジタルビデオカメラと情報弱者の選択理由

私の妻は質素倹約を絵に描いたような女性だ。

外食は贅沢だと言い、
お洒落には気を配るものの、決してブランド品などは欲しがらない。
誕生日やクリスマスのプレゼントにも、高額なものをねだらない。

先日、そんな妻が唐突にビデオカメラを欲しいと言った。
予想だにしなかった提案に私は面食らったが、
買い物上手な妻を信じ、私は二つ返事でOKした。

今日からの三連休を私の実家(宇都宮)で過ごす。
都内の混雑した家電量販店よりも、宇都宮市内の家電量販店のほうがゆっくり選べるだろうと考え、
帰省後、すぐに宇都宮市内の家電量販店へ向かった。

私も妻も今までビデオカメラを買ったことも使ったこともない、まったくのド素人同士だ。
仕事で使うものや、私が個人的に欲しいと思うものは、
カカクコムなどに代表される製品レビューサイトでそれなりに情報を調べてから購入する。
そのほうが買った後の後悔が少ないからだ。

とはいえ、これは完全に個人的な考えなのだが、
後悔が少ないように、リスクを最大限に減らすように、所謂「賢い消費者」になって行う買い物は、
商品選択時および購入後の喜びが少ないように感じる。
たぶん、欲しいものを買うことよりも、つまらないものを買わないことに重きを置いているからだろう。

今回は、商品を選ぶというステップを妻とともに楽しみたかったため、
あえて事前に下調べを一切行わなかった。

で、店内でいきなり驚いた。
私も妻も、デジタルビデオカメラの記憶媒体の主流はDVDだと思っていたからだ。
それはとんでもない思い違いで、今の主流はハードディスクとフラッシュメモリであった。

数ある機種の中から、あーだのこーだの言いながら散々悩み、、私と妻は以下のモデルに絞った。


これらのモデルを候補に選んだ理由は、
  • レンズが大きいバズーカのような見た目がどことなくカッコイイ。(レンズが大きい事によるメリットは知らない)

  • フラッシュメモリ内蔵型のほうが揺れに強そう。(ハードディスク型が揺れに弱いのかどうかは知らない)

という単純極まりない理由からであった。

で結局、CanonのiVIS HF S10を購入した。その選定理由は、
  • ガンメタル(メタリックグレー)色がカッコイイ。(TM300は、黒とシルバーのみ)

  • 「静止画がとてもキレイです」と言われた。

という、ビデオカメラや映像に詳しい人が聞いたら怒りそうな理由だ。

購入するステップとその見た目については100%満足して購入した。
映像や画像のサンプルは一切見ていないが、比較する対象がないために、これも満足するだろう。

後は、いつ使い、何を撮るかだ。
「結局使わなかったね」とならないよう、無理やりでも撮影しまくりたいなと思っている。

2009年7月17日金曜日

納涼会と「楽しみながら学ぶ」

夕方、仕事を少し抜け出し、息子が通う幼稚園の納涼会に参加した。

納涼会の大まかな流れは以下のようなものだ。
  1. 3種類のゲーム

  2. 盆踊り

  3. ビンゴ大会

一見ただのレジャーなのだが、教育的な要素が多分に含まれており、
「楽しみながら学ぶ」考え方は非常に参考になるものであった。

まず、3種類のゲーム(ヨーヨー釣りや玉入れなど)は、
園児が我先にと遊びたがる中で、一列に並び順番を守ることを覚える。

次の盆踊りは完全に参観要素が強い。
父母が見守る前で、授業(?)で覚えた盆踊りを披露する。

最後のビンゴゲームは、
遊びながら数字の読み方を覚えるのには絶好の教材だ。

こういった企画を見るにつけ、
目的達成のために最も効果的な手法は何かを考え抜く、
幼稚園の先生方の企画力の高さには舌を巻く。

日頃の幼稚園の授業でも、そこかしこに様々な工夫がされているはずだ。
もっと日頃の幼稚園の授業を見てみたい衝動に駆られた納涼会であった。

写真は玉入れに挑戦する息子。
プロ野球の投手も顔負けの豪快なフォーム、そして柔軟な肘の使い方だが、
よくよく見ると踏み出す足が逆なのはご愛嬌だ。



関連記事:

2009年7月16日木曜日

週刊ベースボールと企画力

プロ野球好きの私にとって、週刊ベースボールは愛読誌の1つだ。

週刊ベースボールの歴史は古く、今年で創刊51周年を迎える。
内容は、その週に行われた試合の結果以外にも、
コラムや選手インタビュー、技術解説などなどバラエティーに富んでいる。

また、特定のチームや選手をえこひいきしない姿勢や、
2軍やアマチュアや海外プロ野球の情報もコンパクトだが詳細にまとめられており、
専門誌のお手本のような雑誌だ。

中でも一番興味深く、かつ、感心してしまうのが巻頭の特集ページだ。

プロ野球の試合自体は、シーズン中は毎週5試合程度行われるため、
試合の結果やインタビューを載せるのはネタは尽きないと思う。

が、巻頭特集はそうはいかない。

プロ野球のことだけを取り上げる雑誌のため、ある意味では非常に狭い世界の話であり、
話題にできることの数は限られる。
しかも、歴史が長い雑誌であるがゆえに、過去に似たような特集がされていたかもしれない。

あまりにマニアックな話題をとりあげても、売上が下がってしまうだろうし、
同じような特集ばかりでは、飽きられてしまう。

特定の選手やチームを肩入れした特集を行えば、
そのチームのファンではない層が買わないかもしれないなど、
非常に限定要素が多い。

にも関わらず、毎号のように違った特集を企画するベースボール・マガジン社の企画力およびそのクオリティには素直に恐れ入る。
逆に考えれば、この企画力とクオリティを維持できた(維持できる)からこそ、
インターネットで情報が簡単に収集できる時代になっても、
雑誌としてファンから指示され続ける専門誌なのだろう。

今週発売された7月27日号は、「ユニフォームの美学」という特集であった。
最近の復刻ユニフォーム流行の現状を踏まえ、
各球団のユニフォームデザインの変遷の歴史が写真付で解説されている好特集だ。

埼玉西武ライオンズの今年からのユニフォームも非常に格好いいと思うが、
全盛時代の緑と赤のラインが入ったデザインは、
当時の強さのインパクトと相まって、今見ても格好いいなと思う。

2009年7月15日水曜日

ウェルカムプラザ青山とASIMO

青山一丁目での打ち合わせが終わり、帰社するために青山一丁目駅へ向かったところ、
ウエルカムプラザ青山の入り口にASIMOのデモンストレーションが11時から行われるとの案内があった。

時計を見ると丁度11時。
これから会社に戻ってもお昼の時間になるため、物見遊山気分で見てみることにした。

ASIMOのデモンストレーションを観ていた人は、私を含めて10人前後。
最前列に座ることができた。ラッキー。

まず、ASIMOについてのプレゼンテーションが行われた。
なぜ、ASIMOの身長は130cmなのか。
ASIMOはどのように進化してきたのか。
ASIMOの公式サイトに詳しく書かれています)

その後に、ASIMOの様々な動きだ。
ASIMOが走り、踊る。

ASIMOが初めて公開された2000年頃のぎこちない動作のイメージを持っていた私は、
現在の進化したASIMOの動きには驚く。
実にスムースなのだ。
こういう言い方が適切かどうかわからないが、実に人間らしい。

そして最後に記念撮影ができる。
せっかくなので、1枚撮ってもらった。



15分ほどのデモンストレーションであるが、未来を夢見ることができる時間であった。
これからのASIMOの進化が非常に楽しみだ。

関連記事:

2009年7月14日火曜日

UPSと電源系統

月曜日に社内の実験用サーバにUPSを導入した。
が、UPSへの電力供給が断続的に瞬断してしまう。
(サーバへの電力供給ではない)

で、これを解決するために3つの障害原因を考えた。

  1. サーバとUPSをつなぐUSBケーブルの問題

  2. レーザープリンタ等の起動時に大きな負荷がかかる機器とのタコ足配線

  3. UPSの管理ソフトのバグ(サーバがCentOSなので正規の管理ソフトは使えず、フリーソフトを使用している)


で、上から順番に試してみたところ、結局2番の原因であった。

ここで、問題になるのがうちの会社に電力が何系統きているのかということ。
もし1系統しか来ていなかったら、たとえコンセントの差込口を変えてみても問題は解決できない。

一か八かで反対側の壁にあるコンセントにさしてみたところ、瞬断は解決できた。

もし、自宅内に公開サーバを置き、似たような問題が起きている人がいたら、
電源の系統の可能性があるかもしれません。
念のために書いた記事でした。

関連記事:

2009年7月13日月曜日

ドラゴンクエスト9とささやかな抵抗

実は、発売日にドラゴンクエスト9を買ってしまった。
「買ってしまった」と言うのは、周囲にも買わないことを公言していたことと、
買ったとしても、一体いつプレイする時間を作るのかという切実な問題があるからだ。

で、購入して3日経過。
案の定ほとんど手をつけていない。

このままだとクリアするまでに1ヶ月以上かかりそうだ。
そう考えると、ある意味とても安い買い物だったのかなとも思し、高い買い物だったのかなとも思う。

町中や電車内は、ドラゴンクエスト9に勤しむ若者やビジネスマンの姿がちらほら見える。

ドラゴンクエスト9の公式サイトを見ると、すれちがい通信という機能を使って、
他人のドラゴンクエス9にメッセージを送ることができるらしい。

プレイできない私のささやかな抵抗として、
すれちがい通信を使った相手が、思わず爆笑してしまうようなメッセージをしこんでやろうと企んでいる。

2009年7月12日日曜日

L-BreathとSALE

午後、家族でL-Breath池袋西口店へ行く。
取り寄せをお願いしたショートパンツを受け取るためだった。

私は、夏場を専らショートパンツで過ごす。
高校生の頃から、L.L.Beanのショートパンツがお気に入りで、
それを何回も買い換えながらはき続けてきた。
いわゆる、指名買いってやつだ。

ところが、一昨年にそのモデルが廃番になってしまった。
それで、昨年グラミチ(GRAMICCI)というメーカーのショートパンツ(GRAMICCI SHORTというモデル)を購入してみたのだが、それがすこぶるはきやすい。

あまりに気に入ったので、今年は色違いも購入しようと思ったが在庫がないという。
それで取り寄せをお願いした次第だ。
(ちなみに昨年はKHAKI、今年はNAVY。)

会計を済まそうとすると、The North FaceのコーナーにSALEの文字が目に入った。
せっかくなので見てみると、以前に値段がネックとなり購入をあきらめた商品が正価の30%OFFで陳列されている。

待てば海路の日よりありという言葉があるが、まさにそんな心境。
久しぶりに洋品店のSALEをありがたいと思った。

関連記事:

2009年7月11日土曜日

続・国営昭和記念公園と血は争えない

先週よほど遊び足りなかったのか、よほど楽しかったのか、
国営昭和記念公園に行きたいと息子が言う。
私は敗者復活戦の意気込みで快く引き受けた。

今回は、前回行くことのできなかったこどもの森へ真っ先に向かう。

虹のハンモックと空のすべり台でひたすら遊ぶ。
すべり台は何回滑ったかわからないほどだ。

ローラーすべり台が1台あり、それにはなんと手すりがついていない。
速度はゆっくりなので安全なのだが、手すりがないだけでこんなにスリルがあるとは思わなかった。



昼食を食べた後は、フワフワドーム
ここがよほど気に入ったらしい。
気がついたら2時間以上もここで遊んでいた。



今回は、息子に「遊び足りない」と言わせなかった。
帰宅のために電車に乗るやいなやすぐに寝てしまった。
私も、息子が寝たのを確認した後、心中「どうだ!オレの勝ちだ!ざまーみろ。」と、
大人げのない「してやったり感」に満たされ気がつけば寝てしまった。

乗車したのは、西立川駅を17時19分に発車する東京行きのホリデー快速。
乗り換えのために新宿駅で下車する予定であった。

が、目を覚ましたときに聞こえてきた案内は「次は、四ツ谷。四ツ谷でございます。」
おっと一駅乗り過ごしてしまったかと思ったが、次の瞬間、乗り過ごしどころではなかったことに気がつかされた。

「四ツ谷を出ますと、新宿。新宿でございます。信濃町、千駄ヶ谷、代々木へ」云々。

つまり、私と息子は、
西立川駅を出発後、
目的の新宿駅を乗り過ごし、
終点の東京駅まで行っても起きることなく、そのまま折り返してきたのだ。

起きない私も私だが、電車内でそこまで熟睡できる息子も息子だ。
あー、血は争えないなと。

私は、電車に乗ると、途端に睡魔に襲われるうえに、とにかく起きない。
ぱっと思い出すだけでも、以下のようなことがあった。
  • 学生時代、高幡不動駅から新宿へ向かったはずなのに、起きたのは高尾山口駅。

  • やはり学生時代、新宿を出発し、大宮下車の埼京線に乗車し、起きた武蔵浦和駅は、2往復目。

  • 社会人になってから、実家(宇都宮駅)に帰省する際に、寝過ごしてしまわないように大宮駅からわざわざ新幹線に乗ったにもかかわらず、起きたのは仙台。

  • 嫁さんの実感がある東武東上線の小川町駅に向かうため池袋駅から出発し、駅員さんに起こされたのが池袋駅だったこともあった。


そんな自分への対策として、
1人で商談に向かうときは、どんなに電車が空いていても立っている。

関連記事:

2009年7月10日金曜日

青山とマキシーのために

午前中、打ち合わせのために青山一丁目へ向かう。
青山というと2つのことを思い出す。

1つは就職活動時のこと。
ホンダ(本田技研工業)は志望企業の1つであったため、
企業研究とげん担ぎを兼ねて、本社1階のショールーム(Honda ウエルカムプラザ青山)へよく行ったなぁと。

2つ目は、かぐや姫だ。
かぐや姫といっても、竹取りのそれではなく、
「神田川」や「22才の別れ」で有名なグループのほう。

かぐや姫が1972年に発表したファーストアルバム「はじめまして」に、
マキシーのためにという歌が収録されている。

その歌詞にこんなフレーズがあるのだ。
マキシー夢を見たことがあったろう
マキシー二人で金をもうけて
青山にでっかいビルを建てて おかしな連中集めて
自由な自由な お城を造ろうと


このフレーズを青山一丁目に着くたびについつい歩きながら脳内歌唱してしまう。
そして、そのまま脳内歌唱は2番に突入。
マキシー俺今まじめに働いてんだよ

ここで現実を思い出す。そういえば、オレ今仕事中なんだよなと。
気持ちを切り替え仕事モード。

そして、仕事(商談)。
終わった後は大抵、3番のフレーズばかりだ。
マキシー俺は明日旅に出るぜ




参考:

2009年7月9日木曜日

お役所仕事とフレンドリーさ

朝一番で、豊島税務署へ向かう。

うちの会社は給与の支給人員が9名以下のため、
源泉所得税の納付期限と納期の特例を受けている。

その納付書の書き方にちょっとした不明点があったため、
それを教わりに行ったのだ。

税務署というと若干怖いイメージがあるが、
対応いただいた職員の方には大変丁寧に教えていただき、とてもありがたかった。
疑問点はすっきりと解消できた。

色々な手続きをするために、区役所、ハローワーク、社会保険事務所、税務署、法務局、都税事務所などのいわゆる「お役所」に足を運ぶことがたびたびある。
職員の方々の対応は総じて丁寧で、かつフレンドリーだ。
私が社会人になりたての10年前とは隔世の感がある。

が、最近ときどき思うことがある。
そこまで丁寧、フレンドリーじゃなくてもいいんじゃないか、と。

「お役所仕事」という言葉がある。
融通が利かない、マニュアル通りにしか動かない、前例がないことをしないなど、
皮肉を込めた物言いだ。

いや、もちろんサービスを受ける側としては、職員の方がフレンドリーで丁寧なのは嬉しい。
高圧的であったり、横柄なのよりはよほど良い。

しかし、お役所の仕事と言うのは、気を利かせることは必要であっても、
融通を利かせることはあってはならない。

ただ、職員の方の態度があまりにフレンドリーだと、
一押し、ごり押しすれば無理が通ってしまうと勘違いしてしまう人もいるのではないだろうか。
(学校におけるモンスターペアレントの増加などはこういった部分もあるのではないかと思っている)

断るべきときにはきっぱりと断る。ゴネ得は許さない。
「この人には無茶な要求は通らなそうだな」と思わせるためにも、
「ちゃんと納税しないと後が怖そうだな」と思わせるためにも、
お役所の職員の方々はもう少しフレンドリーさを捨てて、威厳を出す方向でもいいんじゃないかなぁ。

2009年7月8日水曜日

広島風お好み焼きと赤鬼

昼休み。
ビック酒販に行きたかったので、ついでに昼食新規開拓。
広島焼とてっぱん焼の赤鬼へ行く。

ランチメニューのお好み焼きを注文。
注文してから焼いてくれるため、提供されるまでに少々時間はかかるが、
ボリューム満点で実に美味しかった。



お好み焼きはどこで食べても味に大差ないと思っていた私は、
2年前に社員旅行で広島市へ行ったとき食べたお好み焼きとはだいぶ味付けが違い、ちょっと驚いた。
広島風お好み焼きも奥が深いんだなぁ。

社員旅行時は、八昌キング村流川店というお店に行った。
食べログの評価を見ると色々書かれているが、とても美味しいお店だった。
広島に行く機会があればもう一度行きたいと思っている。

ちなみに店内には、広島東洋カープの栗原選手の応援グッズが多数置かれている。
店員さんに「カープと何か関係あるんですか?」と聞いてみたところ、
「いえ、ただ本社が広島にあるもんで」という答え。
ちょっとずっこけである。

2009年7月7日火曜日

目隠しシールと目に見える成果

夜、渡辺とともに作業に勤しむ。

お客様からアンケートの入力業務をご発注いただいた。
その入力前の下準備として、ハガキに貼付された目隠しシールを剥がす作業だ。
目隠しシールって、こういうものです。)

この目隠しシールを剥がすという作業、
一枚一枚はほんの数秒で終わるんだけれど、その数にして約3000枚。

塵も積もれば山となる。
約2時間かかり作業を終えた。

シールを剥がし終え、きれいに整理されたハガキの山を見ると、
「目に見える成果」というのはまさにこのことで、さわやかな達成感に浸れるから面白い。

そういえば、今日は七夕。
七夕といえば、是非このエントリーをどうぞ。
どん亭と七夕 - 2009年4月17日

関連記事:

2009年7月6日月曜日

ベンチャー企業と会社経営の醍醐味

今日は、会社経営というものを考えされられる一日だった。
きっかけは、株式会社ヨセミテさんが、オンライフという自社サービスを終了させるとともに、
体制を変更するというリリース(ブログ)を読んだことだ。

株式会社ヨセミテさんは、フォートラベルの創業者である津田社長と、
ミクシィの取締役であった塚田副社長が立ち上げた企業。

ともに、ベンチャー企業の成功者であり有名人。
その両名が立ち上げた企業ということで、メディアなどでも注目されていた。
が、身も蓋もない言い方をすれば、創業1年半で空中分解した格好だ。

非常に興味深く、そして考えさせられるのは、社長である津田氏が会社を去ることだ。

他社の経営(事情)や、他者の生き方に口を挟むべきではないことくらいわかっている。
が、何も事情を知らない第三者が勝手に口を挟むと、
ありとあらゆることが思い通りにいかなくて、絶望して、金がなくなって、もがいて、それでもどうにもならなくなってからが会社経営の醍醐味じゃないかなぁなんて思う次第。

今後代表取締役に就任される塚田氏が、このヨセミテという会社をどう舵取りするのか、個人的に注目している。

参考:

2009年7月5日日曜日

国営昭和記念公園と「遊び足りない」

恒例となりつつある、親父と息子の2人旅。
今回は立川にある国営昭和記念公園に行ってきた。

学生時代、この公園の比較的近くに住んでいたものの行ったことがなかった。
で、今回行ってみてビックリだ。

でかい!
とにかくでかい。

当初の予定では、みんなの原っぱにあるわんぱくゆうぐひろばで遊んだ後、
こどもの森へ行き、最後に水あそび広場で遊んで帰るというルートを想定していたが、
まさに計画倒れ。

西立川駅からわんぱくゆうぐひろばまで歩くのさえも一苦労。
西立川口から水鳥の池を反時計回りに歩き、
ひろばに着くまで約20分は歩いただろうか。
で、結局そのわんぱくゆうぐひろばで遊んでいるうちに日が暮れてしまった。

帰り際、息子に「遊び足りなかったね」とクレームを受ける始末。
遊び足りないほど楽しい場所だったと、ポジティブ変換するのは虫が良すぎるか。

もっと念入りに調べて、朝早くから来ればよかった。
私も息子もかなりの後悔を残したまま西立川を後にした。



関連記事:

2009年7月4日土曜日

誕生日のプレゼントとTail Runner

誕生日のプレゼントを妻に買ってもらった。

プレゼントを買ってもらうというのは、やや違和感のある表現だが、
夫婦になって財布は一つ。ならばお互い欲しいものをリクエストし、
それを買ってもらうほうが一番喜びが大きいだろうという夫婦間のルールだ。

が、このプレゼントリクエスト制は、意外と悩む。

物欲がないわけではないが、
もらう私としては、プレゼントにふさわしいものをもらおうと考えてしまうからだ。

このプレゼントリクエスト制において、プレゼントにふさわしくないと考えてしまうものには、
以下の特性を持つものが挙げられる。
1.趣味性の高いもの
2.来年の誕生日を迎えるはるか前に寿命が来てしまうもの
3.使用頻度が極端に低いもの、または、季節物
簡単に言えば、飽きるのが早く、実用性が低いものとなるだろうか。

例えば、書籍やCD・DVDまたはゲームソフトなどは、1~3全部に当てはまる可能性が高い。
もらう直前には、その本を読みたかったり、ゲームをしたかったりするわけだから、
もらったときにはその喜びは大きいだろう。
しかし、1ヵ月後には、ゲームであればきっとクリアし、
本は読み終わり、CDやDVDは観賞し終えている。

せっかく自分でリクエストしたものだからと、ブックオフ行きにすることはできず、
自宅の本棚の肥やしとなり、引越しのどさくさに押入れの奥の奥に追いやられるのが関の山だ。

これは気まずい。
神様の前で永遠の愛を誓い、生活を共にしていく中で、
欲しいというから買ってあげたにもかかわらず、それがぞんざいに扱われる。
あげた側の気持ちは如何ほどのものだろうか。

また、衣服も微妙だ。
衣服は季節性が高く、かつ、小さい子供がいる環境下においては、
いつ派手に汚されるかわからないので、大切なものほど着ることができないというジレンマに陥る。

逆に、実用性がありすぎるのも困りものだ。
毎日使うものだからといって、ユニクロや無印良品の靴下やパンツ(下着のほう)を選ぶのもなんだか味気ない。
プレゼントというスペシャル感がちょっとは欲しい。

そう考えていくと、靴(クツ)や鞄(バッグ)、ネクタイは良い。
靴は毎日履いたとしても、1年くらいはもつ。
バッグやネクタイは、何個(何本)持っていても困らない。

そんなことを散々思案した挙句、
グレゴリーのTail Runnerというウエストバッグを買ってもらった。
難産だっただけに、喜びもひとしおだ。

なお、上記に挙げたような条件は、
”妻”へ”リクエストして買ってもらう”毎年恒例の”誕生日プレゼント”という限定条件下での悩みだ。
サプライズのプレゼントや、友人たちからいただくプレゼントには一切該当しないことを付け加えておく。



関連記事:

2009年7月3日金曜日

メルマガの配信解除と企業の姿勢

昨日の話題に関連して、大変頭に来ていることがある。

登録しているメルマガやWebサービスのメールアドレスの変更をするついでに、
いい機会なので、今後は使わないであろうサービス・メルマガは退会処理も進めている。

それで思い出した。

このブログを始めて1ヶ月か2ヶ月した頃、
つまり、最低でも1ヶ月以上前に、あるサービスを退会した。

企業名を明かすことはできないが、その会社は、

あの会社だ。

退会時に送られてきた退会確認のメールにも、また、そのサイトのFAQにも、
メールマガジンの解除処理については時間差が生じ、解除後も数通送信されてしまう可能性がございます。
大変申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいませ。

なんて書いてあるが、退会後1ヶ月以上経った今、
その会社のメルマガが未だに送られてくるのだ。

「あれ?もしかして、退会処理が完了していなかったのかな」と思い、
メルマガの末尾にある「退会はこちら」みたいなURLをクリックし、
ログインIDとパスワードを入力するも、
「すでにそのユーザIDは存在していません」となっている。

つまり、退会処理は完了しているってことだ。
一体どうなっているのかと問いたい。

メルマガの記事中に書かれたURLをクリックすれば、
その会社が運営している各種サイトのページへリンクする。
それで、PV数(ページビュー数)を少しでも稼ごうという魂胆なのだろうか。

退会直後に1通・2通のメルマガが来てしまうのはわかる。
メルマガを配信するサーバの負荷分散をするために、
ある程度事前に配信予約のような処理をしているかもしれないからだ。

しかし、退会後1ヶ月以上経ってもメルマガが送られてくるというのは、システムの問題ではない。
だって、そんな処理は考えられないもの。
単純に企業としての姿勢を疑っている。

関連エントリ:

2009年7月2日木曜日

メールアドレスと個人の情報管理

自宅のADSL回線変更を機に、プロバイダ(ISP)を変更することにした。
というより、新しく契約するeAccessには現在のプロバイダが対応していないため、
変更せざるを得ないといったほうが適切だろうか。

現在契約しているプロバイダは、大学3年生のときに契約したから、
気がつけばもう10年以上使い続けている。

プロバイダ変更に伴い、プロバイダからもらったメールアドレスが使えなくなる。
そのため、登録しているメルマガやWebサービスのメールアドレスをgmailに移行しているのだが、
これがなかなか難航している。

大抵の場合、メルマガやWebサービスに登録しているメールアドレスを変更する際には、
ログインIDとパスワードを求められる。

利用頻度の高いWebサービスであれば、さすがにログインIDとパスワードを記憶しているが、
利用頻度が極めて低いものや、いつ登録したのかわからないメルマガなどはそうはいかない。
ログインIDやパスワードがわからないのだ。

企業が、情報管理をしっかりやるのは当然としても、
個人の活動においても、情報管理はそれなりにしっかりやらなくちゃいかんなと感じた。

関連記事:

2009年7月1日水曜日

路線価図とZAKZAK

今日、国税庁が毎年恒例となっている財産評価基準書(路線価図・評価倍率表)を発表した。

それにあわせて、ZAKZAKでは、「池袋“大暴落”…世界同時不況の深刻さ浮き彫り」という記事が書かれていた。
ZAKZAKの記事を一部引用すると、
都心部での大幅下落を象徴するのが、東京・JR池袋駅前のグリーン大通り。昨年は東京メトロ副都心線開通の影響などを受け、路線価が前年比33.3%も急騰したが、今年は同15.9%のマイナスに転じた。

だそうだ。

せっかくなので、うちの会社の近所についても調べてみた。

うちの会社が入居するマシャンブル南池袋というマンションは、*1
表通りから奥に入ったとても静かな場所にある。

駿台予備校 池袋校の向い側。
らーめん梅もとやタカセの南池袋店が並ぶ、小さな通りだ。


大きな地図で見る

その通りの路線価は、
平成19年 760B
平成20年 900B (前年比18.4%上昇)
平成21年 820B (前年比8.8%下落)
と変動した。

確かに、全国平均の5.5%下落を大きく上回る下落率になっている。
しかし、それでもよくよく考えると平成19年よりは高い。
まだまだ下がるっていうことなんだろうか。

この路線価図で表示されている820という数字は、1㎡あたりの金額を千円単位で表示したもの。
つまり、うちの会社近辺の土地は、1㎡あたり82万円!
「うへー!」という感じだ。言葉も出ない。

ちなみに、うちの実家がある場所は、
平成19年 74E
平成20年 73F
平成21年 73F
と、金融バブル、サブプライムローン破綻なんのその。
安値安定。
ある意味トホホ。

*1 マンションと言っても、入居者のほとんどが法人。

関連記事: