2009年11月30日月曜日

第6期終了と「中学生になろう」

今日、11月30日をもって株式会社インプルーヴの第6期を終えた。

お客様や取引先、
有形無形の様々な形で支えてくれた友人たち、
何より家族には本当に感謝している。

業績的にはまったくもって褒められたものではなく、
経営者としての自分自身のふがいなさと情けなさは、
どれだけお叱りを受けてもいたしかたないレベルにあり、
「ああすればよかった、こうすればよかった」と、どれだけ後悔してもしきれるものではない。

とはいえ、後ろを振り返ってばかりいても時間は戻らない。
明るい未来を信じ、前を向きつつ、一年度を終われたことに気持ちの整理をつけたい。

「6年間・・・」
と言うと、BOφWYのアレを思い出してしまう部分もあるが、
学校教育に当てはめると、ちょうど小学校を卒業する期間に相当する。
7年目からは中学生だ。

期末の日には、従業員に対し来年度のスローガンを発表するのをうちの会社の恒例としているが、
株式会社インプルーヴ第7期目のスローガンは、小学校卒業と中学校入学にちなんで、
「中学生になろう!」とした。

なんじゃそりゃと笑われてしまうかもしれないが、
「中学生」という言葉には色んな意味をこめたつもりだ。
勝手ながら説明させていただく。(もちろん、従業員には説明した内容だ)

「新たな気持ちで取り組もう」
小学校を卒業し、先輩たちがやたらと大人に見えた中学校入学のときを新鮮な気持ちを思い出そう、ということだ。6年間同じ事を続けていると、知らず知らずのうちに「慣れ」が出てくる。その「慣れ」は経験に裏打ちされた行動という、いい方向に働くこともあれば、前例主義・踏襲主義に近い、過去に固執し、新しい行動を起こそうとしない悪い習慣に働くこともある。いい意味で過去の6年間は忘れ、新鮮な気持ちで仕事に取り組もうという意味を込めた「中学生」だ。

「より難易度の高い仕事にチャレンジしよう」
小学校の初等教育で学んだ基礎知識を活かして、中学校では中等教育を学ぶように、過去に行ってきた経験を活かして、もっと難しい内容の仕事に積極的にチャレンジしていこうという意味をこめた「中学生」だ。

「多感になろう」
中学生の代名詞「思春期」。急に世界が広がり、今まで知らなかった多くのことを知る。そして、どんな出来事にも、怒り、悲しみ、喜ぶ。社会人経験がそれなりになってくると、色々な出来事に遭遇し、経験を積んでいく中で、いい意味で耐性がつき、多少のことでは動じない心と体を手に入れることができるが、その反面、どんな出来事にも不感になり、仏頂面になっていないだろうか。嫌なことから目をそらし、自分の興味のないことをスルーすることが当然になってしまっていないだろうか。感受性を豊かにしよう。そういう意味をこめた「中学生」だ。

「反抗期を迎えよう」
何か知らんが腹が立つ。社会は腐ってる。死んだ目をした大人が大嫌いだ。その感性を良しとしていこう。この不況の中、仕事があることのありがたさが身にしみると同時に、仕事を受注することに躍起になり、顧客がやってほしいということだけをやる御用聞きの姿勢になっていないだろうか。ややもすると、自分たちの経験上、それが顧客の利益にならないかもしれないことを良しとしてしまってはいないだろうか。正しいと思ったことを堂々と主張していこう。自分たちは、お客さん以上にお客さんのことを考えた上で提案・企画をしているという自負を持って、主張をしていこう。そういう意味での「反抗期の中学生」だ。

「次のステップを目指そう」
小学校の6年間と中学校の3年間、あわせて9年間の義務教育は、誰もが卒業をできる。しかし、高校は話が別だ。自分たちでどの高校に入学したいか進路を選ばなければならない。と同時に、どんなに志望をしてもその高校に入れるとは限らない。企業活動もこれに近い。起業して10年以内に93%の企業が廃業すると言われている。逆に言えば、高校入学(起業10年目)を迎えることができる企業は7%しかないということだ。どんな高校に入学することができるのか。だからこそ、これから3年間の活動が重要だ。そんな意味をこめた「中学生」だ。


そんな思いを胸に、株式会社インプルーヴは、第7期目をスタートします。
これからの活動を見守っていただくと同時に、変わらぬお付き合いをお願いいたします。

お客様におかれましては、今まで以上のご支援とご発注を何卒よろしくお願いいたします!(笑)

2009年11月29日日曜日

青木一家来訪と自転車の練習

青木一家が我が家に遊びに来てくれた。

昼食を食べ、家の中で一通り遊んだ後、近所の公園へ行くことにした。
するとうちの息子は、おもむろに自転車に乗る練習を始めた。

以前は自分で自転車を漕ぐことに全く興味がなかった息子。
夏頃に一度興味を示したものの、うまく漕ぐことができずに半ば挫折気味であった。

それからも私の知らないところで妻とともに継続的に練習していたのであろう。
今日は上手にペダルを回すことができていた。

息子の通う幼稚園では、年少にもかかわらず、補助輪なしで自転車に乗れる女の子がいるらしい。
それを聞いて本当にビックリしたが、(私が補助輪をとったのは小学生になってからだ)
同世代の者ができることに刺激を受け、自分もそれができるようになろうとする姿勢(向上心や競争心)を培うのは、園や学校の良いところだとあらためて思う。

如何せん、姪のお下がりの12インチの自転車では、若干窮屈そうなので、
今年のクリスマスプレゼントには16インチの自転車を買い与えることにした。

夜、息子に何色の自転車が欲しいか聞くと、緑色の自転車がいいと言う。
理由を聞くと、「パパとママとお揃いだから」だそうだ。
憎めないヤツだ。(笑)



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2009年11月28日土曜日

敗軍の将、兵を語ると相澤秀禎氏

今日はのんびりと家で過ごす。
金曜日に到着した日経ビジネス2009.11.30号を読んでいると、
敗軍の将、兵を語るのコーナーが、あのサンミュージックプロダクションの相談役である相澤秀禎氏であった。

ちょっと紹介をさせていただくと、
敗軍の将、兵を語るは、日経ビジネス上に長らく掲載されているコーナー。
世の中を騒がせた事件や、倒産の憂き目にあった企業経営者などが、
当事者自らその弁明を行う、あるいは真相を語るコーナーであり、私は大好きだ。

で、今回取り上げられたサンミュージックプロダクションとは、
先日有罪判決を受けた酒井法子氏の所属していた芸能事務所。

相澤氏は、その文章内容や、逮捕後に会長として取り組んだ内容を読むに、
とても知的で常識的で凄腕のビジネスマンなのだと思う。

それでもあえて、文中で「酒井は」とは言わず、
「法子は」「法子は」と語る姿は、
一経営者と所属タレントという垣根を越え、
本当に父親のようであり、心配をし、愛しているんだろうなと、なんとなく込み上げてくるものがあった。

2009年11月27日金曜日

SUBWAY

夕食を何にしようかと散々悩んだ末、東通りにあるSUBWAYへ行く。

今まで住んでいたところには、近所にSUBWAYがなかった。
そのため、物珍しさも手伝ってか、
外出先などでSUBWAYを見かけるとついつい入ってしまっていた私。

会社のすぐ近くにSUBWAYが出来ると知ったときには狂喜乱舞し、
同様にSUBWAY好きの渡辺とともに、
オープン当初は競うように毎日SUBWAYでサンドウィッチを購入していた。

ところがその反動か。
急にぱったりと足が向かなくなり、もう年の瀬が近い今日がなんと今年初めてのSUBWAYであった。
自分でもビックリした。

ちなみに、私はいつも定番の頼み方だ。
ターキーブレストを注文。
パンはウィート。
ピクルスとオリーブを抜き、オニオンは「てんこ盛りで」と。
ドレッシングはオニオン&ビネガー。
いつもこの注文の仕方なので、ソラでも言えるようになってしまった。

2009年11月26日木曜日

円高とBACK BEATの思い出

日経平均の株価が下げ止まらないが、円高も止まらない。

今日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=86円29銭まで急上昇した。
この高値は14年4ヶ月ぶりだという。

14年前、つまり1995年の円高のことは、今でもはっきりと覚えている。
長くなるかもしれないが、思い出話をさせてもらう。

私は当時、高校3年生。
大学受験は控えていたものの、バンド活動にも熱を上げていた。

その当時、以前の記事で書いたキーボード・ミヤ(現:宇都宮ライナス)とともに、
入り浸っていた楽器屋が、オリオン通りにあるBACK BEATだ。
楽器屋への入り浸り遍歴で言えば、キーボード・ミヤよりもBACK BEATのほうが歴史が古い。

話が遡ること更に1年前。高校2年生の夏休み前くらい。
The Beatlesにハマり初めたギターの腕前は、
ようやくギターのコードストロークが出来る程度だった。

BACK BEATがオープンしたのはちょうどその頃だ。
The Beatlesの専門店がオープンしたと、中ちゃんのお母さん伝いに知った。

楽器屋には、特有のとっつきにくさがある。
楽器を弾かない人には面白くもなんともない場所であるし、
腕前に自信がないと、あるいは、店員さんと仲が良くないと、
試奏をすることすら許されないかのような独特の雰囲気だ。

前述のような程度の腕前であった私は、
バンドマンの先輩である中ちゃんが、やはりオリオン通りにあった新星堂(現在は閉店)へ行くのを付き合ってほしいという時ですら、微妙に拒否していた。

しかし、The Beatlesの匂いをプンプンと漂わせる店となれば話は別だ。
The Beatlesの話をたくさんしたかったし、
本当はギターについてだって(The Beatlesの曲に限った話だが)、知りたい事はたくさんある。

今でこそ、インターネットで調べれば、楽譜やギターの弾き方を知る事ができるし、
果ては当時のライブ映像の動画などを観て、ミュージシャンがどうやって弾いているのかを簡単に観ることができる。
当時はそんな時代ではない。

それで私は、積極的に店のオーナーである松井店長とコミュニケーションを心がけた。
松井店長は、今にして思えば本当に商売上手な方なのだと思うが、
まだ購買歴のない(即ち、客ではない)私に、本当に懇切丁寧にギターの弾きかたを教えてくださった。

「こうやって弾くと、ジョージ(George Harrison)っぽいニュアンスがでる」とか、
「I feel fineは、ハイポジションのDのまま、小指だけを動かして、全部アップピッキングで弾く」とか。

それからギターとアンプを購入し、ちゃんと「客」になった私は、
もっと図々しく毎日のようにBACK BEATに入り浸った。
高校3年生になってからは、一応受験生であるため、
大学合格までは楽器屋に出入りするのを極力控えるようにしていた。

それからしばらくして、円高が進み、1ドル=90円台に突入した頃。
PlayerGuitar Magazineにデカデカと広告を掲載するような大手楽器店が、円高差益還元セールを行っていた。

当時、憧れていたFender USAのVintage Series。(いわゆるヴィンテレやヴィンスト)
売価で10万円台後半だったものが、唐突に10万円台前半~半ばまで値下がりした。

私は、単純に「Fender USAやGibsonのギターが安く買える=円高バンザイ」くらいにしか思っておらず、
1ドルが何円なのか知らなかった。興味も無かった。

ある日、私と中ちゃんは久しぶりにBACK BEATを訪れた。
中ちゃんが、「いやー、いくらくらいまで円高が進むんですかねー」みたいなことを松井店長に聞いた。
それに対し、松井店長は、「多分、80円台までいっちゃうでしょ」と答えた。

その時は、「ふーん、そうなんだ」程度に聞き流したが、
数日後、朝刊の見出しで1ドルが80円台に突入したという記事を目にした。

それからは、毎日のようにニュースの為替相場を気にするようになった。
もっと円高が進めば、もっとギターが安くなると思っていたからだ。

何がきっかけで興味の対象が広がるか本当にわからない。
ただ、為替相場に興味を持つようになったのは、趣味の延長線上からだったので、忘れようもないのだ。

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2009年11月25日水曜日

筑水キャニコムとネーミング

昼休み、asahi.comをダラダラと眺めていたところ、
なんとなく「1人乗り、お手軽電気自動車 福岡の農機具会社発売へ」という見出しにひかれた。

記事を読むと、開発したのは福岡県うきは市にある筑水キャニコムという会社。
失礼ながら、その会社を知らなかったので、早速Webサイトを見てみたところ衝撃を受けた。

是非、製品カタログを見ていただきたいのだが、
製品名がダジャレのオンパレードである。

ネーミングが秀逸なのを、いくつか紹介させていただく。

草刈機 まさお
芝刈機 芝耕作
マルチカート 立ち乗りひろし → これは、「立ち」と「ひろし」の文字だけを大きくする念の入れよう。

など。
こういうの大好き。

トップページから行くと、大音量に驚くことになるので、
是非上記の製品カタログから直接アクセスして欲しい。

2009年11月24日火曜日

松屋と牛めし

夕食へ会社の三軒隣にある松屋へ行く。

この松屋は24時間営業ではなく、メニューも限定されている。
よくよく見てみると看板の松屋の文字の左上に丸囲みで「S」の文字が書かれた店舗。

松屋は牛めしのタレを新たに開発したらしく、
先月末、店頭に「松屋史上最高のタレできました」という看板がでていた。

いい機会なので、牛めしを食べてみた。
確かに以前よりも美味しくなった気がするが、
いきおいで普段どおりに玉子をかけてしまったのでよくわからん。

次回こそは、牛めし単体で味わってみたいと思う。

2009年11月23日月曜日

小便小僧と水上バス

どこで知ったのか、何を思ったのか、息子が小便小僧を見たいという。
一路、JR浜松町駅へ。

小便小僧は、JR浜松町駅の山手線外回りと京浜東北線下りの間のホームにある。
なんでこんなところに小便小僧がと、以前から疑問だったのだが、
鉄道開通80周年を記念して、昭和27年に小林歯科医院という歯医者さんから寄贈されたものなのだそうだ。



子ども故の疑問があるのと同様に、妻とともに大人故の疑問が湧き上がる。
この小便小僧の水道代はJR負担なのだろうか。
それとも小林歯科医院さんの負担なのだろうか。

とにもかくにも、念願の小便小僧を見ることができ、息子は満足そうであった。

その足で、日の出桟橋へ向かい、水上バスへ乗り、お台場海浜公園へ。
運航中、ずっとゆりかもめがついてくる。



運航速度にあわせゆりかめもが飛んでいるため、
時々、ゆりかめもが空中で止まっているように見えるのがなんとなく面白い。

すっかり東京観光を楽しんだ気分の一日であった。

2009年11月22日日曜日

U-26NPB選抜 対 大学日本代表を観て

おかげさまで息子はすっかりよくなったが、大事をとって今日も自宅静養。

昼過ぎ、セ・パ誕生60周年記念 U-26NPB選抜対大学日本代表のテレビ中継を観る。
残念ながらテレビ中継は途中で終わってしまったが、
大学野球のレベルの高さがわかると同時に、
ドラフト候補生の見本市のようでもあり非常に面白かった。
是非とも来年以降も開催して欲しいなと思う。

プロ側の選手がレベルが高いのは当然のこととしても、
素人目ながら個人的には以下の4選手が印象に残った。

亜細亜大学 東浜巨投手
これで1年生かと舌を巻いた。伸びのあるストレートに加え、変化球が鋭い。
プロフィールでも紹介されていたが、沖縄尚学高校のエースだった選手で、
1年生にして亜細亜大学のエース。
東都大学リーグでは新人賞を受賞。
高校卒業後、即プロ入りしてもそこそこやれたのではないかと思った。
3年後のドラフトが楽しみだ。

中央大学 澤村拓一投手
わが母校中央大学のエース。
コントロールに甘さがあるように感じるが、速球は抜群に良い。
若干生意気そうな面構えに加え、マウンド上でのふてぶてしさを感じさせる態度は好感が持てる。
フォームはどことなく、元中日ドラゴンズの与田剛投手を思い起こさせた。

関西学院大学 萩原圭悟選手
昨年の夏の甲子園での大活躍は記憶に新しいが、
関西学院大学でも1年生にして4番打者を務めているのね。本当にすごい。
手首が強いのか、体の使い方が非常に上手いのか、テニスのバックハンドのような打ち方が特徴的だ。
千葉ロッテマリーンズの福浦和也選手のようなフォームと言えばいいだろうか。

法政大学 多木裕史選手
うまく説明できないが、打席で雰囲気のある選手だなと思った。
なんとなく元日本ハムファイターズ→阪神タイガースの片岡篤史選手を髣髴とさせた。
で、彼も1年生。
いやー、末恐ろしい。

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2009年11月21日土曜日

両親の来訪とIH調理器

今日から3連休は、私の実家(宇都宮市)へ行く予定であったが、
息子が病み上がりという事で、急遽予定をキャンセルし自宅で過ごすことにした。

私の息子を心配しつつも、孫に会っていない寂しさからか、
父と母がこれまた急遽こっちへ遊びに来てくれることになった。

先月、実家へ帰ったときに、私の仕事が忙しくあまり家に帰れていないことや、
節約のために会社で食事を作ろうと思っているという事を両親に話をしたところ、
父が「うちに使ってないIH調理器があっから、今度そっち行くときもってってやっから」という話題があった。
(私の父を知っている人は、あのテンションで読んでください)

で、今日、父は約束どおりIH調理器を持ってきてくれた。
持ってきてくれたのがコレ。

なんか「客席専用」って書いてあるし・・・。
どう見ても業務用である。



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2009年11月20日金曜日

たべっ子どうぶつと男の買い物

息子が熱を出した。

そのため、夕食の買い物に行くことができなかった妻に、
帰りに牛乳を買ってきて欲しいと頼まれる。

スーパーで牛乳だけを手に取り、レジに並ぼうとしたところ、
たべっ子どうぶつ ハッピークリスマスというパッケージが目に入り、思わず買ってしまった。
妻も息子もたべっ子どうぶつが大好きなのだ。

夫に買い物を頼むと、必ず余計な物を買ってくる。
だから、うかつに買い物をお願いできないという記事を何かで読んだことがあるのだが、(Yahoo!知恵袋にもあった
気が付けば、私もその通りの行動をとっている。

今回は、妻も息子も喜んでくれたからいいものの、
気をつけないといかんなぁと思った。

2009年11月19日木曜日

ノートPCの不調とデフラグ

先月くらいから会社で使用しているノートPCの調子が悪い。

仕事に支障が出るほどではないが、若干ストレスを感じるレベル。
以前に比べ、アプリケーションの起動やファイルのコピーなどが、明らかに遅いのだ。
当初、メモリの故障を疑っていたが違うようだ。

昨年買い換えたばかりのこのノートPC。
零細企業のうちの会社としては、例えノートPCの価格が下がっているとはいえども、
出費は1円でも避けたいのが正直なところ。

もしやと思い、デフラグをしてみることにした。
以前、何で読んだのかはわからないが、
NT系のOSはファイルの使用効率がいいからデフラグは不要のようなことをずっと覚えていたため、
デフラグをしたことがなかったのだ。

デフラグを起動すると、ノートPCにプリインストールされているDiskeeper Liteというアプリケーションが起動した。
そのアプリケーションを使い、ハードディスクの分析を試みると、デフラグ後、パフォーマンスが47%向上するとの結果が出た。

ほんまかいなと思いながらデフラグを実行。

結果、明らかに違う。
購入時に匹敵するような快適な速度になった。

何でもやってみなければわからんね。
自分の無知から、PCを買い換えずに済んだ。よかったよかった。

写真1:デフラグ前。ファイルの断片化が強烈に進んでいる。


写真2:デフラグ後。すっきり。

2009年11月18日水曜日

nanapiと夫婦がうまくやっていくためのちょっとしたコツ

nanapi(ナナピ)というサイトを初めて見た。
簡単に紹介すると、ちょっとしたノウハウ集をみんなで投稿・編集できるサイトだ。

見るきっかけになったのは、newsingというソーシャルニュースサイトに、
nanapiの記事、夫婦がうまくやっていくためのちょっとしたコツが紹介されていたからだ。

紹介されていた7つのコツを読む。
なーるほどとは思うものの、個人的にはちょっと違うかなと思ったところが2つあった。

1:「おはよう」は目を見ていう

「おはよう」だけじゃなくて、
「ただいま」「いってきます」「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「ごめんなさい」、
全部目を見て言ったほうがいいんじゃないかな。
要するに、挨拶は目を見て言う。

3:テレビを観ながら会話する

質問された方も「知らない」で済ませるのではなく「○○だと思うよ」とか「なんでだろうね、Wikipediaで調べてみようか!」などと会話を続けさせるようにしましょう。
って、会話でWikipediaで調べるって、なんか面倒だなぁ。
テレビを観ているときにPCを立ち上げっぱなしというのもなんだかなな気がする。

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2009年11月17日火曜日

銀河鉄道999と阿部君

朝から雨のうえに寒い。
たまには気分を変えて出社しようと急に思い立ち、
西武池袋線の東長崎駅から乗車した。
すると、ちょうど銀河鉄道999デザイン鉄道であった。なんかラッキー。

なんで銀河鉄道999と西武鉄道が関係あるのかなと思って調べてみたところ、
原作者の松本零士氏が練馬区に在住だからだそうだ。なるほど。



銀河鉄道999というと、阿部君を思い出す。

学生時代、私と阿部君はお互いの部屋に入り浸りだった。
阿部君の部屋には、
シティーハンター銀と金寄生獣東京大学物語What's Michael?など、
私が読んだことのない漫画がたくさんあり、その中に銀河鉄道999もあった。

幼少の頃、銀河鉄道999はテレビアニメで放映されていたものの、
なんとなく興味が湧かず、見ていなかった私は、
阿部君の部屋で初めて銀河鉄道999を読み進めた時、
最終回におけるその衝撃的な展開に軽くブルーになったものだ。

それにしても、銀河鉄道999の第1話の切なさもたまらない。
何ゆえに主人公の鉄郎は、機械の体を手に入れようとしたのか。

当時はただの漫画として読む事ができたが、
今は、日本の未来がああならないことを願うばかりなのだ。

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2009年11月16日月曜日

日向さんとスカイラインGT-R

業務時間が終わった後、日向さんが会社に来てくれた。

日向さんは、今月末で13年間勤めたテンダを退職される。
先週末が最終出社日で、これからは有給消化だ。
それで今日、あらためて挨拶に来てくださった。

日向さんは、テンダ時代からの大先輩で、
寡黙だが本当に周囲をよく見ており、ふとしたことに的確なアドバイスをしてくれる。
その巨大な見た目に違わず、正に頼れる兄貴分なのだ。

私がテンダを退職した後も、日向さんは良き飲み友達であり、
余興バンドのベーシストとしてよく一緒に演奏する機会に恵まれた。

そんな日向さん、来るなり本当に小さな紙袋を私にくれた。
見てみると、私が過日のブログに書いたチョロQ2台であった。



私のために(っていうか私の息子のために)時間を割いて検索をし、
茨城のほうにあるおもちゃ屋さんのサイトで見つけてくださったそうだ。

うーん、実に気遣いの人なのだ。

日向さん、新天地での益々のご活躍、期待してます!



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2009年11月15日日曜日

クレープと損して得とれ

昨晩、天気予報では明日は晴れだという。
息子に明日はどこへ行きたいか聞くと、「かわいいおばけがいたところ」と返ってきた。

「かわいいおばけ」がいたのは、先月訪れた三井アウトレットパーク多摩南大沢だ。
先月訪れたときはハロウィンのフェア期間だったので、
モールの至る所にお化けの人形が飾られていたのだ。
そのおばけを息子はいたく気に入っていた。

もう11月に入り、そのおばけは撤去されていると思われたため、
「おばけはもういないよ」と伝えたところそれでもいいと言う。

で、案の定いなかった。

モール内を歩いていると、息子が「アイスクリームが食べたい」と言い出した。
あまりに急だったので、ちょっと驚く私。周囲を見渡して合点がいった。
すぐ近くにクレープの販売車があり、息子はそれをアイスクリームの販売車と勘違いしたのだ。

私が、「あれはクレープ屋さんだよ」と息子に教えると、
息子が「クレープって美味しいんだよ」と言う。

「あれ?」と思った。
息子はクレープを食べたことがあるんだろうか。
疑問に思ったので、息子に聞いてみると、「食べたことない」と言う。
ずっこけそうになる私。
要するに食べたいという事なんだろう。

ふと小さい頃の思い出がよみがえってきた。
私も小さい頃、よくクレープを食べたいと思った。
なのに食べてみると、結局あまり美味しさを感じることができず、最終的には残し親によく叱られた。

いい機会だと思い、息子にクレープを買い与えた。
息子は、いちごと生クリームのクレープを選んだ。

案の定である。
生クリームといちごばかり食べている。
挙句、クレープを食べるのにクレープの生地そのものが邪魔だと、本末転倒な事を言い出した。

親バカを承知で書くが、うちの息子は記憶力がいい。
これでしばらくは、クレープを見ても食べたいとは言わないだろう。

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2009年11月14日土曜日

P'PARCOとフェラリー足立区

買い物の帰り道。

息子が疲れたというもののベンチが付近に見当たらず、
仕方なくP'PARCO正面玄関前の階段に腰掛ける。
すると奥に赤いコンパクトカーが展示されていた。



遠目にうっすらと「フェラーリ初のコンパクトカー」のような文字が見える。
素直に「これはカッコイイ」と思った。

すでに夕方6時を回っている。
夕食の準備を済ませ、妻は私と息子の帰りを待ちわびているだろう。
やや急いでいた私は、そのコンパクトカーをよく見ずに、息子を前に立たせ写真を撮る。

帰り際、そのコンパクトカーの横にいた男性に東スポの号外を手渡された。
1面を見ると、P'PARCOで開催中の、ビートたけし氏と所ジョージ氏の企画展を案内するものだった。

家に買えるとそのコンパクトカーの「本当の」正体がわかった。
SUBARUのR1を改造したフェラリー足立区だそうだ。
フェラーリではなく、フェラリー。

よくよく見ればわかったことなのだが、ボデー横につけられたエンブレムは、
フェラーリのあの馬がコマネチをしているものだそうだ。

さらによくよく考えてみればわかることだが、私は先日東京モーターショーに行っている。
フェラーリがコンパクトカーを発表する。
そんな、一大事があればフェラーリは東京モーターショーに出展するに決まっているのだ。

すっかり騙された私は、気恥ずかしを感じつつも、心底愉快な気持ちであった。
やっぱりあの二人は偉大だ。

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2009年11月13日金曜日

Levi'sの業績予想修正と702-XX

ちょっと前(2009年10月27日)の話になるが、
Levi'sブランドでジーンズや衣料品を販売するリーバイ ストラウス ジャパン業績予想の修正が発表された。
11月末日決算の同社は、今期は営業段階で赤字になるというものだ。

ニュースなどで○○社が赤字に転落などと報道されるときには、経常段階で赤字ということが多く、
営業ベースでは黒字を保っている企業が多い。
そんな中でのこのリリースに、ビックリしたと同時に、なんとなく納得してしまった。

若干書きにくい内容であるが、私もLevi's離れをした1人だ。
理由は単純で、ずっと愛用していたモデルが廃番になってしまったことに端を発し、
その廃番となったモデルと同価格帯のモデルがラインアップされていないこと、
泣く泣く買い換えた低価格モデルに魅力がなく、はくのを躊躇するようになったからだ。

中学生のときからはき始めたジーンズ。
私はほぼ一貫して同社のジーンズをはいていた。

起業してからというもの、外出するとき以外は職場でもずっとジーンズをはいていた私。
ほぼ1年半に1回のサイクルで702-XXというモデルを買い換えてきた。

ノンウォッシュの深いブルーが1年半も経つといい感じに色落ちしてくる。
そこにその1年間の歩みを重ね合わせることができた。
で、新しい同じモデルのジーンズに買い換えた時には、またこのジーンズが色落ちするまで頑張ろうという気になれたものだ。

ところがある日、この702-XXが廃番になってしまった。
ずっと型番指名買いだった私は、どのモデルを買っていいかわからなくなってしまった。
それで、散々試着して503というモデルを購入したのだけれど、やっぱりなんとなく違うのだ。

このIRを機にLevi'sのサイトを見てみたら、いつの間にか702-XXが再販されていた
嬉しいなと思った反面、ユニクロの1990円チノパンに慣れてしまった我が身には、
12,600円という数字がとてつもないものに見えてくるのだ。

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2009年11月12日木曜日

ビジネス書の平均読書冊数と年収?

久しぶりにひどい調査(結果)を見た。

リクルートエージェントさんにもインテージさんにも何の恨みもないが、
調査や統計などにあまり詳しくない方が結論をミスリードしてしまうかもしれないので、
調査屋の端くれとして、以下の題材の調査の何がダメなのかを簡単に解説させてもらう。

問題の調査は、転職支援サービスを行うリクルートエージェント社が2009年10月27日に発表した、
過去1年間に読んだビジネス書に関する調査」だ。

調査項目が入手できないため、リリースから読み取れる調査の内容は以下の通りだ。
全国の20~30代の正社員が、
1.過去1年間に読んだビジネス書が何冊なのか
2.読んだビジネス書の冊数と年収との関係
3.職場環境(異動・昇格・転職)に変化にあった人が読んだビジネス書のジャンル

問題1: 平均冊数の区分けが大雑把すぎる

リリースの最初の項目には、職種別の平均冊数がグラフになっているが、
その平均冊数の区分け(切り分け)が大雑把すぎる。
グラフを見ての通り、「0冊」「1~9冊」「10冊以上」の3つの区分しかない。

この調査が上記の3項目で行ったのか、本当はもっと細分化されていたのかわからないが、
このような調査では、以下の様なまとめ方をするのが一般的だ。

・月3冊以上 (ほぼ毎週1冊以上、年間35冊以上) ←いわゆる読書家
・月1、2冊程度 (年間10冊以上)
・2ヶ月に1冊程度 (年間5、6冊以上)
・3ヶ月に1冊程度 (年間4冊) ←ビジネスマンを対象と考えると、目標管理などで「四半期」という考え方もある。
・半年に1冊程度 (年間2、3冊)
・1年に1冊程度
・まったく読書はしない (0冊)

もっとも、調査の結果、全体で見ると52%の回答者が0冊と回答したために、
3つの区分に強引にまとめてしまったのだとは思う。


問題2: なぜビジネス書の読書数と平均年収をクロスさせてしまったのか

この調査の最大の問題はこの点だ。
この調査結果を見ると、「もしかしたらビジネス書をたくさん読んだ方が年収が上がるのではないか」「ビジネス書をたくさん読む人は平均年収が高い」というミスリードを招く恐れがある。

ビジネス書の読書冊数と平均年収に因果関係があるのかどうかはわからないが、
少なくとも、この調査からは何の因果関係も見出すことはできない

まず、何をもって年収500万円未満と以上に区切ったのか。
まったくもって根拠が無い。

以前、このブログで「どんどん貧乏になる日本人」と題する記事を書いた。
そこで、厚生労働省が発表している国民基礎調査の結果を紹介させていただいたが、
2008年における20代(20~29歳)の平均所得額は317万円。同30代の平均所得額は546万円だ。
その差229万円。20代と30代ではまったく所得水準が異なることがわかる。

で、この調査のように年収500万円で区切ると、
20代からすれば平均を大きく上回るし、30代からすれば平均にすら届いていない
繰り返すが、この調査は20~30代の正社員を対象とした調査だ。

親切な(というか真っ当な)リリースであれば、
まず20代○○人(平均年収○○○万円)、30代○○人(平均年収○○○万円)を明らかにしたうえで、
読書量により平均年収がどの程度違うのかを明らかにするだろう。

実際、この調査において年収500万円以上の256人は、ほとんどが30代の人ではないかと疑っている。

では、なぜ年収500万円以上の人は未満の人に比べて、年間10冊以上読む割合が高いのかは、
私の分析では以下のような仮説だ。(前提として、年収500万円以上の大半が30代だとする)

ページ下部のグラフにあるように、職場環境の変化があった人が最も多く読むジャンルは、「資格取得」だ。
ここがキーワードだと私は思っている。

30代になれば、
・結婚をしマイホームの購入を検討するにあたって、会社が資格手当などを支給してくれるから、
 住宅ローンの返済を楽にするために資格取得に勤しむ。
・会社の昇格要件が「TOEICスコア500以上」のような基準を設けている。
・転職をするにあたって、少しでも条件がよくなるように資格取得をする。
などライフスタイルの変化に伴い、収入増に迫られたとき資格の取得は最も手っ取り早い方法だ。
だから、年収500万円以上の人(30代)の人が10冊以上、ビジネス書を読んでいるという結果になるのだと思う。


問題3: そもそもビジネス書って何だ?

見逃してしまいがちだが、この問題も大きい。
「ビジネス書」は非常に定義が曖昧で、読んだ人がビジネス書だと言えばビジネス書になる。
逆に、本人がビジネス書でないと思えば、それはビジネス書ではない。

例えば、営業職の人が、こうして私は世界No.2セールスウーマンになったを読んだら、
十中八九「ビジネス書を読んだ」と回答すると思われる。
しかし、機械のエンジニアが、初心者のための機械製図 (第2版)を読んだら、
おそらくビジネス書を読んだとは考えないのではないかと思われる。
それは「専門書」や「技術書」という位置付けであり、このアンケートのビジネス書のジャンルに含まれないからだ。

同様のことが、ITエンジニアにも言える。
トム・デマルコのピープルウエアを読んだら、ビジネス書と言うかもしれないが、
演習と実例で学ぶ プロジェクトマネジメント入門を読んだら、ビジネス書ではなく専門書・技術書と言うかもしれない。
サーバ負荷分散技術はどうだろうか。

逆に、人事職の人が、
輝く組織の条件を読んだら、ビジネス書を読んだと回答するだろうし、
賃金の法律知識を読んでも、ビジネス書を読んだと回答するだろう。
例え、賃金の法律知識が、エンジニアでいえば初心者のための機械製図やプロジェクトマネジメント入門に位置するような、
専門書・技術書といわれるようなものであったとしてもだ。

つまり、この調査における「ビジネス書」は、
営業、人事・労務・総務・法務、企画職(広宣・販促・マーケ)の平均冊数が多くなるようになってしまうという問題を内包している。

だから、この問題を回避するには、
・技術書や(その職種の)専門書
・業界紙やビジネス雑誌(専門誌)
というジャンルを入れるべきではないかと考えられる。

逆に、
・自己啓発
・ビジネス人物伝
・資格取得
の3つのジャンルにスパッとそぎ落としてしまうという手法も有効だ。
それでも、「自己啓発」の位置付けは非常に危ういが。

まとめ(っていうか愚痴)

インテージさんは、歴史ある市場調査の大手で、非常に優れた調査を行う。
一方、リクルートエージェントさんも転職支援市場においては、優れた会社だ。

その2つが合わさったときに、あってはならない化学反応を起こしてしまったと思う。
調査をやっちゃった以上は、発表しないといけないという義務感もあったのだろうけど、いくらなんでもこれはまずい。

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2009年11月11日水曜日

はてなブックマークとまかない日記

仕事がらみではてな社のはてなブックマークを色々と調べる。
(うちの会社がWebサービスの企画とかをするわけではないです)

せっかくの機会なのでと思い、はてなの各サービスやブックマークされたサイトを色々見ていたところ、
まかない日記というブログを発見した。

はてな社の京都オフィスでは、月曜日、水曜日、金曜日にまかないが出るそうなのだが、
まかない日記は、そのレシピが公開されているブログ。
それが実に美味しそうなのだ。
思わず時間を忘れて読み耽ってしまった。

社員食堂など到底持てるはずのない規模のうちの会社。
外で食べる昼食は美味しいものの、コストもかかるし栄養が偏りがちになる。

こういう取り組みは、うちの会社もそれなりの規模になったらやってみたい。

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2009年11月10日火曜日

ボトムアップとトップダウン

あるブログを読んでちょっと気になった一文がある。

ボトムアップ社会であった日本の構造が根底から変わり始めています。
一体いつの時代、日本の社会はボトムアップだったのだろうか。

そのブログの前後の文脈からすると、
第二次大戦後の教育や企業活動について言及していると思われるのだが、
だとすると、なおの事、「ボトムアップ社会であった日本の構造」という言葉に違和感を覚える。

個人的な見解は真逆。
戦後のトップダウン社会から、
生活に(金瀬的な面で)ゆとりができるにしたがい、ボトムアップ社会の風潮が見えてきた中で、
バブル経済の崩壊により、「より強烈なトップダウン型社会(カリスマ型とも言い換えられる)」と、
「みんなの知恵を合わせるボトムアップ型社会」が緩やかに混在しつつ、
今般のリーマンショック以降の不況で、それが完全に二極化している状況だと思う。

日本は第二次大戦後直後からバブル経済直前くらいまでは、
強烈なトップダウン社会であるように思う。

特に企業活動においては、軍隊さながらの厳しい上下関係が存在した世界だ。
一例として、以前NHKで放送されていたプロジェクトX~挑戦者たち~の第106回、
水野組(現五洋建設)にスポットを当てた「爆発の嵐 スエズ運河を掘れ」を見ると、
当時のマネジメントがどのようなものであったのか、その一端を垣間見ることが出来る。

バブル経済真っ只中にあっては、
CMを覚えている人も多いだろうけど「24時間戦えますか」の世界だ。
「今日より明日、生活が豊かになることがなんとなく約束されている社会」において、
上位下達であっても、それに疑問を持たないことが、自身の生活の向上につながった。

言い換えれば、トップダウンなのではなく、
ボトムがだんまりを決め込むことで事が上手く運ぶ「受身型のトップダウン」とでも言えばいいだろうか。

それが、バブルの崩壊、米国発のネットバブル、グローバル化の進展という順を追い、価値観が激変した。
特に企業活動においては、生き残りをかけ、トップがより豪腕を振るうカリスマ型経営ともいうべきトップダウンと、
みんなの知恵をあわせていこう型のボトムアップに分かれたように考えられる。

終身雇用は崩壊し(最初から終身雇用など幻想なんだけれど)、人材の流動化が活発化。
年下の先輩・上司、年上の部下がありふれた光景になる中で、
多くの人が薄々感じていたことをまとめてくれた「フラット化する世界」という書籍が売れるなど、
社会も組織もどんどんフラットになっていった。

組織のフラット化というと、ボトムアップの代名詞みたいによく言われるが、それは半分正解半分誤りだ。
確かに、組織ピラミッドの高さは下がり、現場の意見はトップへ通りやすくなるかもしれない。
しかし同様に、トップから見ても現場の距離は近くなり、もっとトップダウンを発揮しやすい環境になっているのだ。

随分と長い文章になってしまったけれど、
そのブログを書いた方は、どのような認識から日本がボトムアップ社会という考えに至ったのか聞いてみたい。

2009年11月9日月曜日

らーめん弁慶

なぜ美味しいラーメン屋さんを見つけると、ついつい話題にしたくなるんだろうか。

渡辺とともに会社からちょっと離れたところ、
明治通りを新宿方面へ向かったところにあるらーめん弁慶へ行った。

はじめて行くラーメン屋さんは若干緊張する。
たぶん、他の外食店(定食屋さんや洋食屋さん等)に比べ、
個人の味覚の嗜好による、所謂「当たり外れ」の幅が大きいからだと思う。

それで、このらーめん弁慶さんは、あっさりしているのに多少濃い目の味という感じ。
量も多すぎず少なすぎず。
ジャンルで言えば「懐かしい感じ」系とでも言うようなラーメンであった。

今回は味噌ラーメンを注文したので、
次回は弁慶ラーメンを注文してみたいなと思った。



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2009年11月8日日曜日

天袋の片付けとBeanie Babies

昨日、よほど遊び疲れたのか、息子が家で遊びたいというので、
良い機会だから家の片づけをすることにした。

我が家には、越してきて以来ほぼアンタッチャブルになっていた押入れの天袋がある。
今回はそこを中心に片づけをしようという事になったのだが、
いやー、出るわ出るわ、懐かしいものと不用品のオンパレードであった。

中でも、今回見つけて一番嬉しかったのがコレ。
Beanie Babiesの人形たち。(写真は一部。他にもまだある。)



これは、中ちゃんとアラスカへ卒業旅行に行ったときに買ったもの。
アラスカの卒業旅行の思い出は決して忘れることはないけれども、
この人形のことは引越しのどさくさで押入れにしまいこんで以来、正直なところ忘れていた。

私が最も気に入っているのは、写真前列右のセイウチ。
このBeanie Babiesは、人形の一つ一つに名前がついているのだが、
セイウチにはPaulと名付けられている

この命名は、おそらく、The BeatlesのGlass Onionという曲中で、
「the walrus was Paul」と歌っているのにひっかけているのだろう。
マニアックな話になるが、個人的には間違いないと確信している。

2009年11月7日土曜日

長男と長女

青木一家と一緒に新宿中央公園で遊ぶ。

半年ぶりに会った青木家ご長男は、いつの間にか自足歩行ができるようになっていた。
子どもの成長は本当に早い。

男女仲が良いことは大変よろしいことだが、
それにしても、うちの息子と青木家長女の仲睦まじさはなんなんぞと。

会った途端、誰も頼んでいないのに一緒のベンチの同じ枠内に座ってるし。



手でも握らんばかりだ。



いくら親同士は仲が良いとは言えども、青木ご夫妻の大事な大事な娘さん。
失礼なことはないようにと、なんとなく緊張してしまうのだ。

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2009年11月6日金曜日

マウスの故障と問題の先送り

先日、とうとうマウスが故障した。

テンダに在籍時からMicrosoft Mobile Optical Mouseというのがお気に入りでずっと使い続けてきた。
このマウスはノートパソコンでの使用に特化していて、
マウス自体が非常に使用に支障がない程度に小さく、本体が非常に軽い。
そしてケーブルが70cmと短いため、机の上でケーブルが邪魔にならない。

ところが、このMicrosoft Mobile Optical Mouseはすでに生産が終了していて、もう入手できないのだ。

非常にケチくさいように思われるかもしれないが、
うちの会社ではマウスは自費購入だ。
理由は2つある。

ノートPCを支給している以上、マウス機能(ポインティングデバイス)はすでに備わっているわけで、
会社としては最低限の義務は果たしているという理由が1つ。

もう1つは、マウスを使用するのであれば、逆に会社からの押し付けでなく、
自分が使いたいものを好きに使えばいいという理由からだ。

6年間も同じマウスを使い続けていると、今までと違うマウスを購入するのにどうもふんぎりがつかない。
字面どおり、手に馴染んでいる。
新しいものを購入するくらいなら、いっそのことトラックポイント一本でいこうかと考えていた矢先、
以前、妻が私にそそのかされ購入したものの今は使っていない同じ型のマウスがあるとのことだった。

いやー、助かった。

とはいえ、6年後くらいには再度同じ問題に直面するはずで、
これぞ問題の先送りである。

2009年11月5日木曜日

築地と冬到来

築地でクライアントの研修を実施(っていっても私は見ていただけ)。
終わると夕方5時を少し回っていた。

夕方のラッシュを避けるのと(夕方は電車が意外と混む)、
少しでも電車賃を安くあげるために、築地から銀座まで歩くことに。

研修会場である築地浜離宮ビルを出発したときにはまだ薄暗い程度であったが、
銀座に到着する頃にはすっかり暗くなってしまった。

いつの間にかすっかり冬になってきたなぁ。

2009年11月4日水曜日

東京モーターショーの閉幕と日別来場者数

今日、東京モーターショーが閉幕すると同時に、衝撃的な数字が発表された。
主催者であるJAMA((社)日本自動車工業会)の発表によると、
13日間の会期の総来場者数は614,400人。前回行われた2007年の来場者数より57%減ということであった。

東京モーターショーの公式サイトに日別の来場者数が発表されているので、
それを勝手にグラフ化してみると下図のようになる。ポイントが赤いところは休日。




平日の入場者数は一貫して5万人を割っている。
世界的な展示会の1つである東京モーターショーが、
読売ジャイアンツや阪神タイガースの通常の試合の観客数より少ないというのが寂しい。

ちなみに、前回(2007年)のモーターショーは17日間の会期で総来場者は142万人。
1日あたりの平均来場者数は約83,000人。
つまり、今回のモーターショーは、休日ですら前回の1日あたりの平均値に到達していない。

今年9月に同じく幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2009。
プレスリリースで発表された来場者数を見ると、東京モーターショーとほぼ肩を並べた。

若者の車離れが叫ばれるようになって久しい。
車離れの現実をこのようなデータからも垣間見ることができる。

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2009年11月3日火曜日

三井アウトレットパーク幕張とボーネルンド

先日、三井アウトレットパーク多摩南大沢へ行ったが、
あまりゆっくり見ることができなかったためもう一度行こうと。

息子に京王線と京葉線のどちらに乗りたいか聞くと京葉線だったため、
三井アウトレットパーク幕張へ行った。

海浜幕張駅へ到着し、驚いた。
いよいよ明日で閉幕する東京モータショー。
最後の休日(祝日)ということで、それなりに人が入るかななんて思っていたら、
海浜幕張駅はさほど賑わっていなかった。

三井アウトレットパーク幕張のほうは、家族連れで大変賑わっていた。



モール内にあるボーネルンドで、ビルダーキット テクノに夢中になる息子。

息子はあまり手先が器用ではない。
そんな息子が夢中になる姿を見た妻と私は、
だいぶ早いがクリスマスプレゼントに買ってやるかと話しをしていたところ、
息子は粘土のほうがいいと言う。

粘土を買うなら、こう言っては失礼になるが、わざわざ高価なボーネルンドで購入するよりも、
文具店で購入したほうが安価で済む。
ちょうどお買物券ももっているということで、池袋の東武百貨店に寄る。

東武百貨店のおもちゃ売場にもボーネルンドがある。
さっき幕張で見たビルダーキット テクノは、こっちではいくらで販売しているのか。
ふと気になった私は、探してみた。

すると、こっちでも幕張と同じ価格で販売されていた。
危ねー危ねー。

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2009年11月2日月曜日

どんどん早まるクリスマスと消費刺激イベントカレンダー

ちょっと買い物をしてから帰ろうと、パルコ方面に向かったところ、
ISP池袋ショッピングパークではクリスマスの飾りつけをしている最中であった。



まだ、11月2日だよ?
いくらなんでも早すぎないかと、思わず一人苦笑いをかみ殺した。

ふと冷静になって考えてみると、日本はほぼ一年中、消費刺激のためのイベントだらけだ。
1月 正月、新年会、成人祝
2月 バレンタインデー
3月 ホワイトデー
4月 新生活応援(入学、入社)
5月 ゴールデンウィーク、こどもの日、母の日
6月 父の日
7月 夏休み
8月 お盆、夏休み
9月 敬老の日、今年に限ればシルバーウィーク
10月 ハロウィン
11月 
12月 クリスマス、忘年会

この空白だった11月をとうとうクリスマスが侵攻してきたか、という感じだ。
ハロウィンも年々派手になってきている気がする。

1年に1ヶ月くらいは、イベントもセールも何もない、通常営業オンリーの月があったら、
それはそれで新鮮な気がする。

2009年11月1日日曜日

全身筋肉痛

案の定というべきか、全身筋肉痛だ。
動くことすらままならない。

昨日は、フットサルの後、昼食(っていうか飲み)、ボーリングバッティングセンターという、
池袋フルコースであった。
久しぶりにこれでもかと言わんばかりに遊んだ。

フットサルでは足。
ボーリングでは腕。
バッティングセンターは腕と腰。

歳をとると筋肉痛が2日後にくると言われるが、
翌日に来た、まだまだ若いぞーと言い張りたくなる。

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