2009年8月31日月曜日

CS-3とコンプの恐ろしさ

仕事が終わった後、披露宴二次会バンドの練習を行った。

先日、中ちゃんの誕生日祝いをした際に、
中ちゃんが「誕生日プレゼント第2弾」というわけのわからない名目で、
BOSSのCS-3(Compression Sustainer)をプレゼントしてくれた。

このCS-3は正規品ではなく、所謂「モディファイ」もの。
見た目はCS-3そのものだが、回路等が全部変わっているらしい。
エフェクトONしたときの、赤色のランプが、青色LEDに変わっているのも特長だ。

そのCS-3モディファイをスタジオで使用してみる。
これは、いかん。けしからん。

よく、コンプレッサー(以下、コンプ)は、初心者にはオススメできないエフェクターと知られる。
なぜなら、コンプは、音の粒立ちを揃え、サスティンを得るエフェクト効果があるため、
ちゃんと弾けていないくても上手に聞こえてしまうからだ。
(つまり、コンプ頼りだといつまでも上達しないので、初心者にはオススメしないという理屈)

で、今日がまさにそんな状態だ。
このような二次会などで演奏する機会をいただくたびに、
自分の下手さ(衰え)に自分で自分が嫌になる。
しかし、CS-3を使うと、「オレもそんなに下手になってないかな」などと勘違いしてしまう。

正しくコンプを使うために、当日まではCS-3を封印し、
ちゃんと練習に励もうと思った。

ちなみに、私の足元の写真。
左からBOSSのOD-3、CS-3。



OD-3(Over Drive)は発売された日に購入して以来、10年以上愛用している。
テレキャスターとJC-120(Jazz Chorus)の間にOD-3をつなぐと、
テレキャスター独特のジャキジャキ感と、ゴツい低音が両立できるので大のお気に入りだ。

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    2009年8月30日日曜日

    いなげやとサライ

    妻の実家滞在2日目。
    特に予定もなかったため、息子と近所を散歩することに。

    歩き始めて5分くらい経過した頃、息子がいなげやに行きたいと言う。
    いなげやとは小川町駅近くにあるスーパーで、歩けば30分以上かかる場所にある。

    私「いなげやは遠いよ。歩きじゃ無理だよ。」
    息子「行けるよ。」
    私「途中で疲れても肩車とかおんぶはしないよ。ちゃんと歩ける?」
    息子「歩けるよ。」

    何が息子をいなげやへ駆り立てるのか。
    いなげやは失礼ながら何の変哲もない、よくあるスーパーである。
    不思議に思った私は息子に問いかけた。

    私「いなげやに行って何したいの?」
    息子「いなげやにはガチャガチャがいっぱいあるんだよ。」

    ははぁーん。
    これはいなげやでガチャガチャ(ガチャポン)を私にねだろうとしているのだな、と。
    息子の目論見がわかった私は、

    私「でも、パパ、お財布持ってきてないよ。」

    実際に私は財布を持っておらず、仮に持っていたとしてもガチャガチャを買ってあげる気はなかった。
    すると、息子から予想外の返事がきた。

    息子「いいよ。いなげやへ行く。」

    最早わけがわからなくなった私は、腹をくくりいなげやまで歩くことにした。
    それから30分ほど経過した頃、「近所の散歩」からいつまでも戻ってこないことを心配した妻から連絡があった。
    ほどなくして妻も合流し、ともにいなげやへ向かった。

    それからさらに30分、家を出てから約1時間後、いなげやに到着した。
    到着するなり息子は満面の笑みで私に言った。
    「パパ、無理だって言ったんだよ。」

    私は、どうせ途中で諦めるだろうと思った自分を恥じるとともに、息子の成長をたくましく思った。
    そして、なぜ息子が私にガチャガチャを見せたかったのかも謎だ。

    妻と私は、昨晩から放映している24時間テレビよりも一足先に、
    息子のためにサライを歌った。

    2009年8月29日土曜日

    森林公園と小川町

    今日から妻の実家のある埼玉県比企郡小川町に滞在。
    義父、義妹、妻、息子、私の5人で森林公園(国営武蔵丘陵森林公園)へ行く。

    国営昭和記念公園も大きいが、森林公園も半端じゃない大きさだ。
    まず、西口にあるわんぱく広場「むさしキッズドーム」で大汗をかいて遊ぶ。

    凝った作りの大型の遊具は、子どもにとっては非常に魅力的だろう。




    水遊び場でも遊んだ後、ぽんぽこマウンテンへ行こうとするが、
    園内のパンフレットを見ると、むさしキッズドームからぽんぽこマウンテンまで歩いて40分ほどかかるという。

    徒歩40分というと、3kmはあるだろうか。
    結局、徒歩は諦め、自転車をレンタルした。
    それでも、ぽんぽこマウンテンの近くまでは5分以上かかったと思う。

    息子はいつの間にか、ナンパしたのかされたのか、同年代の女の子と遊んでいた。
    ひと夏の恋の結末や如何に。



    とにかく広いため、西口、南口、中央口などそれぞれの入り口まで歩くには至難の業。
    子供連れで森林公園西口方面へ行く際には、
    園内のレストランまでは果てしなく遠いので、お弁当持参で行くほうが良い。

    サイクリングコースは、自転車の持ち込みも可能。
    今度は、自分の自転車で走ってみたいと思った。

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    2009年8月28日金曜日

    期日前投票と東京10区

    明日から妻の実家へ行くため、仕事が終わった後、期日前投票へ行く。

    私が住むのは注目の東京10区。
    前回の郵政民営化選挙では、「刺客」として当選を果たした自民党の小池百合子氏と、
    民主党の江端貴子氏の事実上の一騎打ち。

    多くのメディアでは民主党が多数を占めるという報道がなされているが、結果はどうなるのか。
    日曜日の夜をハラハラドキドキしながら待ちたいと思う。

    2009年8月27日木曜日

    エレメンタルノートと「自由研究」に関する注意点

    はてなブックマークで見つけた記事。(いわゆる、増田
    元ネタは綾倉聡さんという方が運営するエレメンタルノートというサイトの転載らしいですが、
    面白いので、是非ご一読を。

    ちなみに、元ネタのエレメンタルノートさんは、他のコラム(?)も面白いものが多いです。
    すっかりファンになってしまいました。

    小学生と保護者のみなさまへ:夏休みの課題「自由研究」に関する注意点

    元ネタ:
    エレメンタルノート - 自由の示すもの(2001年7月26日)

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    2009年8月26日水曜日

    今日は何の日?

    東京の人にはわかるまい。
    8月26日は、私の地元、栃木県宇都宮市では、夏休みが終わる日だったのだ。
    (ちなみに現在は違うようだ)

    8月31日のニュース番組で番組の冒頭にニュースキャスターが
    お決まりのように「夏休みも最終日の今日云々かんぬん」というのを聞くにつけ、
    「うらやましー」と思っていた。

    私は典型的な追い込まれないとやらないタイプ。
    8月20日を過ぎた頃から夏休みの終わりにだんだんと寂しさが募るとともに、憂鬱な気持ちが増していく。
    もちろん、夏休みの宿題にはまったく手をつけていない。

    8月26日はもちろん自宅に缶詰めである。
    たいていこの日がメインイベントの絵日記だ。

    1ヶ月以上の分の絵日記を1日で書く。
    今思えばすさまじくエネルギーのいる作業だが、できていたのが恐ろしい。

    そんな自分が今は毎日のようにブログを書いている。
    誰に頼まれたというわけでもないのに。
    1円のお金になるわけでもないのに。
    おかしなものだ。

    2009年8月25日火曜日

    中ちゃんの誕生祝いとひもの屋

    先々月に私の誕生日を祝ってもらったののお返しとばかり、中ちゃんの誕生日を祝う。
    場所は東池袋びっくりガードのひもの屋

    ひもの屋さんは、とにかく焼酎のボトルが安い。
    おかげで最近焼酎を飲む機会が増えた。

    せっかくのお祝いにもかかわらず、私がへべれけになってしまい早々に解散。
    中ちゃん、この場で言うのもなんだが面目ない!ゴメン!

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    2009年8月24日月曜日

    中京大中京と堂林君

    今年も甲子園の季節が終わった。優勝は中京大中京。
    中京大学附属中京高等学校の皆様、関係者の皆様、おめでとうございます。

    先週(8月20日)の昼食時、社内のテレビで中京大中京対長野日大の試合を観た。
    そのときの印象は、例えは悪いが「大人」対「子ども」。

    長野日大の選手がスリムに見えたのに対し、
    中京大中京の選手は、皆一様に下半身が太い。

    打席では、皆スイングが早く、打球も早い。
    空振りをしても、よろめくことのない下半身。
    体格を見ただけでも、中京大中京の選手たちが想像を絶する練習量を行ってきたのは明らかであった。

    それにしても、エースで4番を務めた堂林君の打撃センスは非凡なものを感じる。
    特に、対長野日大戦の3回だったか4回でレフトフライに終わった打席。
    狙い球と違っていたのかもしれないが、あれだけフォームを崩されながらも、
    レフトフェンス手前まで打球を飛ばしたのには舌を巻いた。

    2009年8月23日日曜日

    生活圏外の公園探検 その3 (江古田の森公園)

    今日も昨日に引き続き生活圏外の公園探検。

    と、その前にパン屋さんを探しに西武池袋線の江古田駅付近へ立ち寄った。
    するとMOTHER GOOSE(マザーグース)という古びたパン屋さんの看板が目にとまったため、店内を覗いてみる。

    すると、目に入ったのは「バターロール1個40円」「ミルクロール1個40円」の文字。
    私はミルクロールとレーズンロール(1個60円)を購入した。



    その後、江古田の森公園へ。
    園内で、さっき購入したパンを食べる。
    40円とか60円とかいう値段からは想像が出来ない美味しさであった。

    話を戻して江古田の森公園、あまり調べずに行ったのが悪いのだが、決して遊具は多くない。
    ブランコ、すべり台、砂場がある程度だ。

    3歳の息子には決して面白い公園ではなかったかもしれないが、
    小学生になるととても魅力的な場所だろう。
    広々とした広場では自由にボール遊びができる。
    この日もテニス、サッカー、野球に興じる子どもや大人で賑わっていた。

    また、江古田の森の名のとおり、園内には森が残されている。
    お手軽に森を体験するにも良い場所だ。



    ちなみに、西武池袋線の駅名は「えこだ」。
    この公園や、近くの通り、また都営大江戸線は「えごた」と呼ぶ。
    どうも練馬区側では「えこだ」と言い、中野区側では「えごた」と呼ぶらしい。
    うーん、ややこしい。

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    2009年8月22日土曜日

    生活圏外の公園探検 その2 (大塚台公園、南大塚公園)

    先々週に引き続き、生活圏外の公園探検。
    今日は大塚方面ということで、大塚台公園南大塚公園へ行った。

    最初に訪れたのは大塚台公園。
    園内にSLが展示されているのが特徴的な公園。



    広々とした園内には一通りの遊具が揃っており、
    また、樹木のおかげで日陰が多く意外と涼しい。
    この時期には水遊びができる。

    しかし、近くの豊島区立総合体育場で行われていた少年野球大会に参加するチームの少年たちが、この公園を練習場・集合場所にしていたこともあり、
    内気な息子は緊張したのか、若干居心地が悪そうでもあった。
    また、公園横を通る都営荒川線のほうが気になる様子であった。

    次に訪れたのは南大塚公園。
    こっちには都電が展示されている。



    こちらも遊具が充実はしているのだが、なぜにすべり台が4本もあるのか。
    公園の広さから考えると、すべり台だらけという印象を受けた。

    大塚駅周辺というと、北口の歓楽街の印象が強く雑然としたイメージを持っていたが、
    南口方面も閑静でいい場所だなぁと見直した一日であった。



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    2009年8月21日金曜日

    都市対抗野球と帰属意識

    午前中、東京ドームで開催されている都市対抗野球本大会TDKHonda熊本を観に行く。
    TDKの4番打者として活躍する高倉啓司選手を応援するためだ。
    (高倉啓司選手は私のテンダ時代の上司の高倉さんの弟さんだ。)

    都市対抗野球、テレビでは何度も観戦したことはあったけれど、生で観るのは初めて。
    応援していたTDKは残念ながら負けてしまったが、
    プロ野球にまったくひけを取らないハイレベルな戦いに魅了された。
    渡辺と同じ感想になるが、素直にまた見たいと思った。

    同時に、企業スポーツの効用を感じた。

    オリンピックやサッカーのワールドカップ、野球のWBCをテレビで観戦していると、
    無意識に「ガンバレ日本」という心境になる。
    自分が日本人であるということをあらためて感じることができる。

    都市対抗野球などの企業スポーツも同様で、
    グラウンドでプレイする選手たちを応援しながら、自社の名前を連呼する。
    すると、自分がその会社の一員であるということを強く実感できる。
    これは帰属意識の向上には非常に強力なコンテンツなのだな、と。

    近年では廃部の相次ぐ企業スポーツ。
    うちの会社が大きくなったら、何らかの形(競技)でチームを持ちたいと感じずにはいられなかった。



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    2009年8月20日木曜日

    スタジオペンタ池袋と指が痛い

    友人の披露宴二次会で演奏をする機会をいただいたため、
    久しぶりに貸しスタジオに行った。

    貸しスタジオは、専ら会社からほど近いところにあるゲートウェイスタジオ池袋東口店を使っていたのだが、今年6月30日に閉店。
    そのため、次に会社から近いスタジオペンタ池袋にて練習を行った。

    スタジオペンタ池袋を利用するのは初めてなのだが、
    スタジオ内の設備がよく、とても気に入った。
    ボーカル用の転がしモニターがあるのも気が利いているなと思う。

    ギターを弾くこと自体が原ちゃんと白木さんのウェディングパーティー以来。
    指が痛いのなんの。

    うーん、日頃からギターを思う存分弾くことができる時間と余裕が欲しい!



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    2009年8月19日水曜日

    バイクの日とミニバイク

    8月19日。

    今日は中ちゃんの誕生日だが、
    中日ドラゴンズの立浪和義選手の誕生日でもあり、
    俳句の日でもあり、
    バイクの日でもある。

    バイク。
    私は普通自動二輪車の運転免許を持つような本格的なライダーではないけれど、
    ミニバイクが大好きだ。

    大学から合格通知が来た翌々日、高校を休み、原付免許を取得した。
    その帰り道に、父に大学合格祝いとしてホンダのモンキーを買ってもらった。

    もう嬉しくて、大学入学前までの間、そのモンキーを乗り回した。
    大学入学後も通学の足として大活躍。
    しかし、そのモンキーは、大学3年になる直前に盗まれてしまった。
    被害届は出したものの、未だに見つからずにいる。

    大学が山の中にあることや、住んでいたアパートが最寄りの駅から遠かったこともあり、
    最早ミニバイクなしの生活は考えられなかったため、ホンダのベンリィ50Sを購入した。

    ベンリィも大のお気に入りであったが、
    社会人になり、飲む機会が増えたことで乗車の機会が激減。
    結局、結婚を機に手放した。

    いまだにバイクに対する憧れが捨てられない。
    会社が軌道に乗った暁には、普通自動二輪車の運転免許を取りに行くぞと言い続けているのだが、
    その日が未だに訪れていないことが恥ずかしくもあり、悔しくもある。

    2009年8月18日火曜日

    玄やと唐あげ入りカレーラーメン

    「塩気のあるものが食べたい。塩ダレ系のもの」という意味不明なリクエストが渡辺から挙がる。
    結局、玄や(げんや)へ行った。

    玄やさんは、東京スター銀行池袋支店ファイナンシャル・ラウンジの向かい側にある老舗の中華料理屋さん。
    メニューの豊富さに加え、ボリュームの多さと価格の安さ、
    さらには、深夜2時までやっているという営業時間の長さが助かり、たびたび足を運んでいる。

    個人的には、池袋駅周辺では、この玄やさんのタンメンが最も美味しいと思っており、
    玄やさんに行ったときにはいつもメニュー表も見ずにタンメンを注文している。

    しかし、夏の暑さの所為か、なんとなく冒険したい気分になり、
    メニュー表を手にとると、そこには唐あげ入りカレーラーメンの文字。
    勢いでそれを注文。

    食す。

    うーん、実に微妙。
    っていうか、はっきり言ってあまり美味しくない。

    麺に含まれたかん水独特の苦味が、カレースープと悪い方向に反応して、より苦味が増している。
    唐揚げが美味しさが、かえって哀しい。

    渡辺が勢いよく塩ラーメンをすする音が聞こえる。
    きっと美味しいのだろう。
    他のメニューにすればよかったと、麺を口に含むたびに後悔ばかりが込み上げてきた。

    **
    誤解を招くといけないので補足しますが、玄やさんは美味しいです。
    池袋東口方面にお越しの際には是非。
    **

    2009年8月17日月曜日

    起き上がり小法師と七転八起

    帰宅すると、阿部君からの小包が届いていた。
    先日お邪魔したときの写真を収録したCD-Rなどとともに、起き上がり小法師が入っていた。

    起き上がり小法師は、阿部君の奥さんのご実家がある福島県会津若松市の名産品。
    贈り物にメッセージを託す。
    そんな阿部君の心遣いがありがたい。

    これで私の机の上には、起き上がり小法師が2つになった。
    1つ目は、起業時に杉山きくのさん(きくりん)がくれたもの。
    阪神タイガースファンの私のために、虎の小法師だ。

    七転八起も2つあわせれば、十四転十六起。
    今、うちの会社が6年目なので、あと8回(8年)は転んでも大丈夫かな。



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    2009年8月16日日曜日

    精霊送りと盆提灯

    祖父のお墓参り(送り火)を行う。
    息子が物珍しさたっぷりに、精霊送りの道しるべ役を買って出た。

    私のことをとても可愛がってくれた祖父。
    ひ孫の誕生には間に合わなかったが、
    もし存命していたら、きっと私以上にかわいがってくれたことだろう。

    盆提灯を手にした息子(ひ孫)のちんどん屋のようなひょうきんな道しるべを見、
    祖父はあの世へ帰るのが寂しくなっていないだろうか、
    それとも元気づけられ楽しく帰れただろうか、そんな思いが脳裏をよぎる。

    ちなみに我が家の家紋は、石川姓ではベタな丸に笹竜胆。



    その後、またまた井頭公園へ行く。
    強い陽射しの中で乗ったボートは、いい運動になる。
    30分で汗だくになってしまった。



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    2009年8月15日土曜日

    終戦記念日に思う

    64回目の終戦記念日。
    戦争によりお亡くなりになった方々の冥福を祈るとともに、
    あらためて今日の日本の平和に感謝したい。

    この日が来るたびに、9年前に亡くなった祖父を思い出す。
    祖父は私が幼少の頃から、よく戦時中の話をしてくれた。

    真珠湾攻撃に衛生兵として参加したときのこと。
    ・南方でマラリアにかかり何日も生死の境をさまよったこと。
    ・虫や草、食べられるものは何でも口に入れたこと。ネズミはご馳走であったということ。
    ・潜水艦に乗りアメリカ本土の攻撃したこと、そして、潜水艦の中で終戦を迎えたこと。*1

    82歳で亡くなった私の祖父は、75歳を迎えたときにはすっかりぼけてしまったけれど、
    それでも戦時中のことは、まるで昨日の出来事のようにはっきりと覚えていた。
    それだけ衝撃的な、忘れたくても忘れることのできない体験だったのだろう。

    明日の命の心配をする必要がない。
    息子の笑顔を見るにつけ、そんな毎日がいつまでもいつまでも続くことを心から願う。

    *1
    これは私の記憶があやふやな部分があったため、Wikipediaで調べたところ、
    「アメリカ本土を攻撃した」のではなく、「アメリカ本土を攻撃する計画に参加した」なのだろう。
    おそらく祖父は、伊号第四〇〇潜水艦(第5231号艦) か伊号第四〇一潜水艦(第5232号艦) に搭乗していたと思われる。

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    2009年8月14日金曜日

    追悼レス・ポール

    レス・ポール氏が亡くなった。
    94歳。大往生。

    氏ほど、その音楽性やギタリストとしての評価、人となりと無関係のところで、
    さらにはそもそも人の名前であることすら知られていない有名人はいないのではないだろうか。

    「レス・ポール」という言葉を聞いたときに大抵の人が思い出すのは、
    憧れのギタリストの胸に抱えられたギター本体だろう。

    レス・ポールモデルは、今更言うまでもなく、
    音楽ジャンルの垣根を越え、多くの名演を生み出してきた。

    自分の生み出した音楽そのものよりも、自分が開発に携わったギターのほうが有名。
    音楽家としてひょっとしたら悔しい思いをすることもあったのかな、なんて思う。

    しかし、この世に音楽がある限り、
    ギターという楽器が存在する限り、
    彼の名は消えることはない。

    2009年8月13日木曜日

    居酒屋への酒の持ち込みとよしもとばなな

    はてなブックマークが多いサイトがあったので見てみたところ、活字中毒Rさんのブログであった。
    元ネタはよしもとばなな氏が著した、『人生の旅をゆく』という文章の抜粋。

    これを読んで、皆さんはどう思われるだろうか?

    個人的には、活字中毒Rさんの意見に賛成であり、
    私がもし店長であれば、よしものばなな氏ご一行の申し出は拒否する。
    (ただし、アルバイトの女性のことを注意はしても、激しく怒りはしない。)

    この出来事を読む限り、はっきり言えば誰が悪いとかではなくて、
    誰にも落ち度があるよなとも思う。

    店長はお客さんの前で、店員を怒ることは慎むべきだろう。
    飲食店なのだから。

    アルバイトの女性も気転を利かせたつもりだろうが、
    気転を利かすなら、まず自分で判断せずに店長の指示を仰ぐ(相談に行く)という点で気転を利かすべきだ。

    そして、よしもとばなな氏一行も、
    入店する前にお店に相談するべきなのだ。

    で、誰の落ち度が最も大きいかといえば、よしもとばなな氏一行だろう。
    この話を、
    居酒屋をマクドナルド(などのファストフード)、
    ワインをオレンジジュース(などの清涼飲料水)、
    などに置き換えれば話はわかりやすい。

    それにしても、これはひどい文章だ。
    言葉は悪いが、自分を何様だと思っているのだろうか。まぁ、よしもとばなな様なんだろうけど。
    もしも店長がもうちょっと頭がよかったら、私たちのちょっと異様な年齢層やルックスや話し方を見てすぐに、みながそれぞれの仕事のうえでかなりの人脈を持っているということがわかるはずだ。


    よしもとばなな様なら、よしもとばなな様のご威光が通じる店でやれっていうの。

    2009年8月12日水曜日

    ドラゴンクエスト9のクリアと寝かせ

    そういえば、というわけではないけれど、先日とうとうドラゴンクエスト9をクリアした。
    購入してちょうど1ヶ月目の日に。

    amazon.co.jpのレビューなどでは発売前からやいのやいの言われていた作品ではあるけれど、
    個人的な感想としては、とても面白かった。

    当初、せっかちな私にとっては戦闘シーンでキャラがいちいち動くところが、
    何かモタモタした感じがしてとっつきにくさを覚えていたが、それもクリア前には少しだけ慣れた。

    「せんれき」画面を見るときに登場するガングロのキャバクラ嬢のような妖精にも、
    かなりの抵抗があったが、慣れとは怖いものですっかり気にならなくなった。

    しかし、ゲームをクリアするまでに時間のかけすぎは良くないのだなとも思った。
    (プレイ時間ではなく、始めてからクリアまでの日数という意味です)

    息抜きにちょっとだけやるというのんびりとした速度でストーリーを進める。
    すると、エンディングのシーンにおいて、
    過去の回想シーンというか、ストーリーの当初に出てきたような人物などをまったく覚えていない。
    その分、感動も薄れてしまうというわけだ。

    アイデアは一度寝かせると、よりよい物になることが多い。
    しかしながら、RPGは、冒頭からのストーリーを覚えているうちにクリアしてしまわないといけないな、と。

    目玉機能である「クエスト」は今後1年間にわたり配信されていくという。
    そう考えると、「買って得したな」と素直に思えた。

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    2009年8月11日火曜日

    屋上ビアテラスとコラーゲン入りヘルシーもつ鍋

    取引先などがすっかり夏季休暇モードなので、
    終業と同時に職場のみんなと西武百貨店屋上のビアガーデン(屋上ビアテラス)に行く。
    西武百貨店池袋本店のビアガーデンは15年ぶりの復活だそうだ。

    入店時間が早かったため、ウェイティングなしでもすんなり座れたが、
    退店する頃にはすっかり満席になっていた。

    コラーゲン入りヘルシーもつ鍋(しょうゆ味)を注文し、皆で分け合って食べる。
    野外で食べる鍋はオツと言えばオツだが、
    風が吹くとカセットコンロの火は大丈夫かと心配になってしまう。

    しかし、このもつ鍋。
    いかんせん唐辛子が入りすぎである。

    お腹の弱い私には、ほとんど苦行に近い。
    案の定、夜にはトイレにこもる事になってしまった。



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    2009年8月10日月曜日

    お盆休みとスイカ

    今週からお盆休み(夏季休暇)をとる企業が増えたためか、とても静かな一日だった。
    会社にかかってきた電話がたったの2件。
    仕事がはかどり嬉しい反面、やはり寂しい。

    夕方、金井さんがスイカを差し入れてくれた。
    日本の夏といえば、スイカは欠かせない。

    みんなで大量のスイカをほおばる。
    こんなのんびりとした一日も、たまにはいい。

    スイカには忘れられない思い出があるが、それはまた後日。



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    2009年8月9日日曜日

    生活圏外の公園探検

    人の生活圏は、本人が思っている以上に狭かったりする。
    自宅と、生活に必要な場所(最寄りの駅や職場やスーパーなど)を結ぶ範囲外のことは驚くほど知らない。
    なぜなら、そこは自分自身が生活を営む上で、必要のない場所だからだ。

    我が家の生活の中心は、最寄の駅である千川駅を中心に、
    日常の買い物に使うLIFEつるかめランド
    そして、私の職場があり買い物にも便利な池袋周辺だ。

    だから、西武池袋線の南側のことについては、
    近いにもかかわらずビックリするほど知らない。

    妻と息子と3人、自転車に乗り、探検気分で、西武池袋線南側の公園探しに出かけた。
    息子が気に入った公園があれば、今日はそこで遊ぼうと。

    まず最初に訪れたのが、中野区の江原公園
    自宅から自転車で約10分。
    近くにこんなに広い公園があったのかとビックリした。

    公園内には、じゃぶじゃぶ池というプールがある。(小学生未満の子のみ使用可)
    それがかなりちゃんとしたプールで、シャワーや消毒槽もついている。
    入場無料も嬉しい。近所の親子がたくさん遊んでいた。
    今度は、水着を持って遊びにきたいと思った。

    しかし、この江原公園はなぜか、とても蚊が多い。
    ちょっと立っているだけでも蚊がわんさかと寄ってくる。
    気がつけば5箇所以上も蚊に食われており、たまらず公園を後にした。
    遊びに行く際には防虫スプレーなどを携行したほうが良い。



    次に訪れたのは、江原公園から自転車で約5分。
    西落合図書館に隣接した西落合北公園。

    決して広くない公園ながらも、幼児には楽しい遊具が揃っている。
    息子がこの公園で昼食を食べたいと言い出したので、
    東長崎駅まで一度戻りパンを買ってから、この公園で昼食をとった。



    その後、哲学堂公園へ。
    いい感じに古びた売店に掲げられたかき氷の看板。

    誘惑に負け、かき氷を食べ、さぁ遊ぶぞというところで、雨がぽつりと降ってきた。
    大雨になる前に退散ということで、家に帰った。

    私のような地方出身者から、
    「子育ては東京ではなく田舎がいい」という主旨の発言が出ることがしばしばある。
    私もちょっと前まではそう思っていた。
    しかし、最近では本当に疑問だ。

    2009年8月8日土曜日

    大鉄道博とチャギントン

    息子と2人、グランドプリンスホテル新高輪で開催されていた大鉄道博へ行く。

    鉄道博と銘打っていても、その内容は百貨店の催事場で行われる物産展のようなイベントであった。
    会場では、JRの鉄道車両内に掲げられている路線案内図が売られていたり、
    鉄道に関連した書籍やグッズが多数売られており、鉄道マニアにはたまらない催し物だと思う。

    会場内はこんな感じ↓



    掲示物・展示物が多く、アトラクションが少ないため、子どもにはちとつらい。
    というか、財布にはあまり優しくないという点で、親にもちと辛いイベントだ。
    繰り返すが鉄道マニアにはたまらない催し物だと思う。

    来場していた子どもたちには、チャギントンというアニメの上映がとても人気であった。
    アニメ中で使われている線路がプラレールのそれに似ている気がするのは、気のせいだろうか。

    2009年8月7日金曜日

    阪神タイガースと真弓明信監督

    私は、プロ野球を好きになったときからなぜか阪神タイガースのファン。
    栃木県宇都宮市出身で、阪神や関西とは縁もゆかりもないけれど、なぜかそうなのだ。
    中でも、真弓明信選手の大ファンだった。

    真弓選手が引退してしまってからは熱狂的な虎キチというのではなく、プロ野球そのものが好きで、
    阪神タイガースにのみ肩入れしているというわけではないけれども、
    「あえてどこのチームが好きか?」と聞かれたら、やはり阪神タイガースなのだ。

    その真弓明信氏が今年から阪神タイガースの監督になった。
    阪神タイガースは今日(8月7日)が終わった時点で39勝49敗。借金10の4位。

    3位の東京ヤクルトスワローズに10.5ゲーム差をつけられ、
    クライマックスシリーズへの出場は絶望的な状況なので、
    早くも今シーズンの戦いぶりを振り返ってみたい。

    結論としては、今年の真弓監督の采配を個人的には高く評価している。
    もちろん、勝った負けた論でいえば不満はあるけれど、1年目の新人監督としては上出来だと思う。
    最も高く評価している点は、投手起用だ。

    昨年までの阪神タイガースの戦い方は、継投継投、また継投という感じで、
    勝っている試合は、最後にJFKという印籠が出てくる水戸黄門的な戦い方。

    その水戸黄門的な戦い方を逆手にとって、というべきか。
    先発陣が年々、「5回~6回まで投げるのがオレの仕事。ゲーム作ったからそれでいいでしょ」的な姿勢が見え隠れしていたのが本当に嫌だった。

    しかし、今年の真弓監督の采配は違っていて、
    いけそうであればどこまでも投げさせるというスタイルだ。

    そんな方針変更があっても、チーム防御率はリーグ2位の3.18を記録している。
    よく野手出身の監督は投手の気持ちがわからないから云々と言われる中で、これは立派な成績だと思う。
    (余談になるが、今のセ・リーグの監督は6チーム全部が野手出身の監督だ。)

    長らく正捕手であった矢野輝弘選手が、怪我により開幕から出場できないというアクシデントがあった中で、
    狩野恵輔捕手は昨年はほとんど捕手としての出場がなかったにもかかわらず、よく投手陣を率いている。
    結果的に、矢野捕手の怪我が、最も難しいといわれている正捕手の世代交代をあっけなく解決させてしまった。

    じゃあなんで勝てないのかというと、単純に得点力不足。
    課題が明確なだけに、来年が非常に楽しみなのだ。

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    2009年8月6日木曜日

    広島原爆の日に想う

    今日は広島原爆の日。
    原爆によりお亡くなりになった方々の冥福を祈るとともに、
    あらためて今日の日本の平和に感謝したい。

    もちろん、私は戦争を知らない子どもたちの一人だが、
    直接的にあるいは間接的に、戦争の悲惨さを聞くにつけ、
    戦争は嫌だと心から思っている。

    小学生のときのこの日。
    中ちゃんの家で、テレビで放映されたはだしのゲンを観た。

    広島に原爆が投下された瞬間のアニメーションは、
    幼い頃の私に原爆の恐ろしさを植え付けるには十分すぎるほどだった。
    その日の夜、私は恐怖のあまりに眠れなかった。

    昨年、社員旅行で広島に行った際、皆で平和記念公園を訪れた。
    広島平和記念資料館を見学した後、
    私も渡辺も健坊(井上さん)も皆無言になってしまった。
    原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、手を合わさずにはいられなかった。

    何年か経って、息子が大きくなってある程度色々なことが理解できるようになったら、
    広島に連れて行きたいと思っている。
    それが私にできる唯一の平和教育なのかな、と。

    2009年8月5日水曜日

    ビアガーデンとプルコギ

    仕事が終わった後、懐かしい顔ぶれと飲んだ。
    テンダ時代の仲間であった嶋口さんと青木(以下、青木先生)。
    場所は、東武百貨店屋上ビアガーデンの炎のプルコギ伝説

    平日だから予約なしでも大丈夫だろうなどと話していたら大間違い。
    東武百貨店のエレベーターで16階に上がるやいなや人だかりができていた。
    (1時間待ちと言われたが、30分程度で入れた)

    ビアガーデンと言っても、ウェイターさんが持ってきてくれる形式ではなく、ドリンクバー形式。
    飲みたいだけ飲める。
    ビール党の方には、3500円という値段は意外と安いかもしれない。

    開放感満点の会場で気の置けない仲間と旧交を温める。
    非常にリラックスしたせいか、ビールたったの3杯で大いに酔ってしまった。



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    2009年8月4日火曜日

    サヘルの緑化と地球温暖化に思う

    Yahoo!ニュース(元記事はナショナルジオグラフィック)で「サハラ砂漠、気候変動で緑化が進行か」という記事が掲載されていた。
    サハラ砂漠南縁部のサヘルにおいて、降雨量の増加により緑化の兆しが見られるという内容だ。
    (変化の兆しっていうより、20年間にわたり緑化が進んでいるらしい)

    私は最近騒がれている環境問題や科学について全く詳しくない。

    だから無知を承知で発言すると、
    どこかの地域が人間生活にとってマイナスになれば、
    どこかの地域が人間生活がプラスになっている。
    この記事を読んで、そんな印象を受けた。

    地球温暖化について、何が本当で何がウソなのか。
    実際に自分の目で見てみたいなぁという衝動に駆られる。

    2009年8月3日月曜日

    六花そばと豚天

    今日は残業だなという日には、18時から19時の間で夕食をとってしまう。
    最近のお気に入りは六花そば(りっかそば)だ。

    この六花そばさんは、いわゆる立ち食いそばやさんで、
    最近流行の讃岐うどん風ではなく、
    しょうゆ色のつゆに、あまりコシのない麺という昔ながらのうどんを提供している。

    値段の安さもさることながら、すぐに提供されすぐに会社に戻ってこれるというスピード感がよい。

    この六花そばさんには、トッピングメニューとして豚天(豚の天ぷら)がある。
    近くの麺屋武蔵二天にも豚天があるが、
    豚天単品の美味しさとしては、この六花そばさんも負けていないと思う。
    この豚天をカレーライスに乗せて食べるのが渡辺流だ。

    最近まで知らなかったのだが(大して興味もなかったのだが)、
    この六花そばさんはかちどき製粉という、製粉メーカー直営なのだそうだ。
    どおりで美味しいわけだ。

    南池袋へお越しの際には、是非一度ご賞味あれ!

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    2009年8月2日日曜日

    アクアマリンふくしまと続・すれちがい通信

    阿部君一家とともにアクアマリンふくしまへ行く。

    隣接した小名浜港には漁船がたくさん停泊しており、開放感と漁港独特の寂しさを感じる。
    北海道の小樽港にも似た感じがするのは私だけだろうか。

    昨年もこのアクアマリンふくしまへ来たのだが、
    その際には息子の体調が悪く、ゆっくり見ることができなかった。
    (その後、息子は川崎病にかかっていたことがわかった)
    今回はそのリベンジ戦も兼ねている。

    館内は夏休み中の休日ということもあって非常に混雑していたが、
    マイワシの大群を見、タイヘイヨウセイウチのダイナミックな泳ぐ様に驚き大満足であった。

    このアクアマリンふくしまには、小学生くらいのこどもと子供連れのお父さんも多いだろうと予測し、
    アクアマリンふくしまでドラゴンクエスト9のすれちがい通信を試してみた。

    結果、約3時間の滞在で0人。

    遊ぶときには遊びに専念するとメリハリが効いているのか、
    それともすれちがえないだろうと持ってきていないのか。

    先日、JR宇都宮駅構内ですら簡単に3人とすれちがえたことを考えると、
    ちょっと意外な結果であった。

    関連記事:

    2009年8月1日土曜日

    南ヶ丘牧場と阿部家訪問

    那須2日目。

    那須倶楽部をチェックアウトした後、南ヶ丘牧場へ。

    この南ヶ丘牧場は、ロバや馬に乗ることができたり、牛や山羊や羊と直接触れ合うことができる。
    また、パターゴルフやアーチェリーなどのアトラクションも充実している。
    なぜか、チョウザメにえさをやることも可能。

    入場料・駐車場代が無料なので、「子どもだけ」を遊ばせる分には、非常に安価な施設だ。
    (ただし、親も一緒になって遊ぶとそれなりの料金になる)

    動物ふれあい広場に入場し、当初は山羊や羊を怖がっていた息子も、
    噛まれたり追いかけられたりしないことがわかると、積極的に動物と触れ合っていた。

    ちなみにここの牛は洋服を噛んでくる。
    服が牛のヨダレでベタベタになるので、オシャレ着は避けたほうがよい。

    息子は、水飲み中の山羊に何度も「こんにちはっ!こんにちはっ!」と話しかける。


    えさを見ると一目散に走ってくる羊も、逆に息子に追い回され逃げまくる。


    南ヶ丘牧場で両親・姪たちと別れ、車を走らせること3時間。
    福島県は双葉郡浪江町の阿部家を訪問。

    阿部君とは同じ大学に通っており、学部学科こそ違えど、同じアパートで4年間を過ごした仲。
    私が108号室、阿部君が105号室で、毎日のように朝から晩まで生活をともにした。

    現在、阿部君は福島県で中学校の先生をされており、
    昨年この浪江町家を新築し、また、長男が誕生したとのことで、ダブルのお祝いだ。

    敷地面積100坪超、5LDKだったか6LDKの阿部邸はデカいのなんの。
    駐車場も4台分あり、羨ましい限りだ。

    その阿部邸の庭でバーベキュー。
    これでもかといわんほどの量をご馳走になる。

    バーベキューというと、焦げた肉や野菜を大量の焼肉のタレにつけ、ビールで流し込むというのが一般的だと思うが、今晩は一味違う。
    ホテルのレストランのシェフであった阿部君のお父さんが肉や魚介類を焼いてくれた。
    肉はうっすらと焦げ目がつく程度で、とてもやわらかい。

    その後、花火を楽しむなど、
    お祝いに行ったはずが、すっかりお世話になりっぱなしの阿部家初訪問であった。



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