人の生活圏は、本人が思っている以上に狭かったりする。
自宅と、生活に必要な場所(最寄りの駅や職場やスーパーなど)を結ぶ範囲外のことは驚くほど知らない。
なぜなら、そこは自分自身が生活を営む上で、必要のない場所だからだ。
我が家の生活の中心は、最寄の駅である千川駅を中心に、
日常の買い物に使うLIFEやつるかめランド、
そして、私の職場があり買い物にも便利な池袋周辺だ。
だから、西武池袋線の南側のことについては、
近いにもかかわらずビックリするほど知らない。
妻と息子と3人、自転車に乗り、探検気分で、西武池袋線南側の公園探しに出かけた。
息子が気に入った公園があれば、今日はそこで遊ぼうと。
まず最初に訪れたのが、中野区の江原公園。
自宅から自転車で約10分。
近くにこんなに広い公園があったのかとビックリした。
公園内には、じゃぶじゃぶ池というプールがある。(小学生未満の子のみ使用可)
それがかなりちゃんとしたプールで、シャワーや消毒槽もついている。
入場無料も嬉しい。近所の親子がたくさん遊んでいた。
今度は、水着を持って遊びにきたいと思った。
しかし、この江原公園はなぜか、とても蚊が多い。
ちょっと立っているだけでも蚊がわんさかと寄ってくる。
気がつけば5箇所以上も蚊に食われており、たまらず公園を後にした。
遊びに行く際には防虫スプレーなどを携行したほうが良い。
次に訪れたのは、江原公園から自転車で約5分。
西落合図書館に隣接した西落合北公園。
決して広くない公園ながらも、幼児には楽しい遊具が揃っている。
息子がこの公園で昼食を食べたいと言い出したので、
東長崎駅まで一度戻りパンを買ってから、この公園で昼食をとった。
その後、哲学堂公園へ。
いい感じに古びた売店に掲げられたかき氷の看板。
誘惑に負け、かき氷を食べ、さぁ遊ぶぞというところで、雨がぽつりと降ってきた。
大雨になる前に退散ということで、家に帰った。
私のような地方出身者から、
「子育ては東京ではなく田舎がいい」という主旨の発言が出ることがしばしばある。
私もちょっと前まではそう思っていた。
しかし、最近では本当に疑問だ。
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