2009年6月10日水曜日

梅雨入りと野村ノート

とうとう梅雨入りした。
梅雨と聞くだけで陰鬱な気持ちになる。

自分の馬鹿さ加減、準備不足っぷりを後悔することが多く、
それを思い出すだけで気持ちが沈んでくる。

梅雨の時季は、雨が降っている状態を平常、晴れを異常と考えるくらいの心持ちでいたほうがよい。
だからこそ当然に傘や雨具を携行するべきなのである。

平日は、急に降ってきた場合でも、
そもそもバッグの中に折りたたみ傘を常備しているので全く問題ない。

問題は休日だ。

休日はできる限り身軽な服装・持ち物で過ごしたい。
だから、大抵の場合、雨具を持っていない。

しかも、梅雨の時季は普段の鬱憤を晴らすかのように、
晴天となればついテンションが上がり、特に用事がなくても外出したがる。

以降、以下のようなフローを描いてしまう。

晴天にテンションが上がる

いつもの癖で雨具を持たずに外出

外出先で雨に降られてびしょ濡れ(雨具を持っているときに限って降らない)

「またやってしまった」と後悔

なのに毎年のように同じ事をくりかえす(まったく改善されない)

それを思い出すだけで嫌になる

だから梅雨が嫌い

実に身勝手な理屈なのだけれど、そうなのだから仕方がない。

東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督が、著書「野村ノート」の中で、
心打たれた言葉として、次のヒンズー教の教えを紹介している。

心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。


梅雨が嫌いと思い込むから、雨具を忘れてしまうのかもしれない。
そう勝手に定義し、これからは梅雨が大好きと思い込むことにする。

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