2010年1月30日土曜日

読書のメンタル面での2つ効果と6つの目的

風邪だと思うが、息子の体調が思わしくない。
そのため、今日は家の中で過ごすことに。

妻の気遣いもあり、久しぶりに時間を気にせず昼寝をしつつ、のんびりと読書をした。

ここ3ヶ月くらい、かなり意図的に読書を避けている。
私は人並みに読書をするほうだと思うが、
この3ヶ月間に限っていえば、会社で定期購読している雑誌を除いて読書冊数はほぼゼロだ。

読書という行為は、社会人になってからというものどんなに忙しいときでもずっと続けてきたので、
この行動変化は、自分にとってかなり大きい。

読書はメンタルの面で2つの効用・効果がある。

1つは、書いてある内容が理解できている、あるいは、自分が既知のことが書かれていれば、
自分もそんなに捨てたものではないという安心感を得ることができる。
2つめは、書かれている内容が理解できない、または、自分が未知のことが書かれていれば、
このままではまずいなという不安感を得ることができる(すなわち、尻に鞭打つ効果が期待できる)。

また、読書には次の6つの目的があるだろう。

1.「現在の」仕事を遂行するための能力の向上。
    →専門書や実務書など。
2.「これからの」仕事に広げるための学習。
    →関連業務、異業種の専門書や実務書など。
3.意識や行動を変革するための自己啓発
    →いわゆる自己啓発本。
4.先進事例・トレンドや温故知新、または、現状の整理としての情報入手。
    →雑誌(ビジネス誌)や業界紙など。
5.娯楽
    →小説や漫画など。
6.教養を高める
    →3と5の中間に位置するようなもの。歴史書を読んだり、俳句について学んだりなど。

読書の目的を上記のように区分した場合、4と5は無意識でもやってしまう。
で、1から3と6をバッサリとやめてみた。

私に求められているのは結果だ。
経営者として、企業を継続させ、その中で利益を出すというアウトプットが求められている。

一方、読書はインプットだ。
何のためのインプットかといえば、アウトプットのためのインプットだ。

ところが、残念ながらアウトプットが出ていない。
そこでふと考えた。
良好なアウトプットが出ないのは、インプットが間違っているからなのではないかと。
そこで脳内にあるインプットを一度全部吐き出してしまおうと。

で、今日。
久しぶりにした読書は、「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート
上記カテゴリ5のつもりで読んでみたら、思いのほか6であった。

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