2010年1月31日日曜日

日経情報ストラテジーのローソンの取り組み - GIGOをいかに防ぐか

今日ものんびりと昼寝と読書。

自宅で寝転びながら、日経情報ストラテジーの3月号を読んでいると、
「特集 情報を活かす組織」にローソンの新浪社長のインタビュー記事が掲載されていた。

引用する。
店頭で入力する年代データの6割が間違い
 「レジで打たれる年代キーは6割が間違っています。(レジ担当者が顧客を見た目で判断すると)40代も50代も一緒になってしまいます。」
 ローソンの店舗でも、ポイントカードを提示した客かどうかにかかわらず、見た目で店員に年代キーを入力させる。その結果、実に6割が誤りであると判明したというのだ。カードからユニークデータを入手できるこ効用は計り知れない。「コンビニには若年層しか来ない」という思い込みも排除できる。
ちなみに、引用部分でのポイントカードとは、マイローソンポイントおよびローソンパスのこと。
私もかなりお世話になっている。

それにしても、6割が間違っているという事実にはただただビックリした。
なぜだかわからないが、本当に衝撃を受けた。

でも、よくよく考えてみると思い当たるふしがある。
私自身、高校生と中学生の区別がどんどんつかなくなっている。

コンビニエンスストアでは、まだ日本語もおぼつかない外国人の店員さんが増えている。
日本人同士ですら見た目から年齢を判断するのがあやふやなのに、
外国籍の店員さんが日本人の年齢を判断するのは、相当ハードルが高い行為だろう。

GIGOという言葉がある。
garbage in , garbage outの頭文字で、「ゴミを入れれば、ゴミが出てくる。=ゴミのようなデータを使っていくら解析しても出てくる結果はゴミばかり」という意味だ。

競争が激しいマーケットでは、良質なアウトプットを出すためには、ゴミを入力させない仕組みが必要になる。
コンビニは、地域ニーズにいかに密着した品揃えを実現するかが生き残りの肝となる中で、
「地域に密着≠現場任せ」という判断をしたローソンの今後を注目したい。

関連記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿