先々月、渋谷WOMBで行われたDrumming Highのライブを観た帰り道。
オープン一周年記念ラーメン全品100円引きの看板に惹かれて、
ひゃっけんだな店に入ったのが初めてだった。
安さと味に惹かれ、また行きたいなと思ってはいたものの、
この博多風流が池袋にあるのを知らなかったのだ。
そうしたところ、他の方のブログから博多風流のWebサイトを見つけ、池袋にもお店があることを知った。
博多風流とそっくりなお店に、博多天神というとんこつらーめん屋さんがある。
初めて博多天神に行ったとき、社員旅行で福岡に行ったときに食べた本場のとんこつラーメンにそっくりで驚いた。
しかし、最近、この博多天神は若干味が変わったように思う。
美味しくなくなったという味の変化ではなく、風味の変化と言ったほうが適切だろうか。
とんこつ独特の臭みがある好き嫌いを選ぶ味から、
万人受けするすっきりとした味への変化という感じだ。
博多風龍、博多天神、いずれにしても今の時代にうってつけのビジネスだと思う。
お客さんにとっては、マクドナルドよりも安い金額でお腹いっぱい食事をすることができる。
そして、注文から提供されるまでが早い。
店舗を運営する側にとっては、
・大きな場所を必要としない(賃料を抑えることができる)
・店舗の内装にこだわる必要がない(出店費用を抑えることができる)
・すばやい提供により、客の回転が早い
・日持ちのする食材がばかりで仕入れに頭を悩ませない(ねぎ、きくらげ、チャーシュー、メンマ、もやし)
ビルオーナーとしては、多少フロアの形状が悪くても(狭くても)、
立地さえよければ借りてもらえる可能性がある。
「三方よし」という言葉があるが、若干意味合いは違うけれども、そんな感じだ。
苦境が続く現在、BtoC分野でどんなビジネスが伸びるのか、非常に興味深い。
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