登山家にとって、山を登るのに理由はいらない。
山があるから山に登るだけなのだ。
息子にとっては、鉄道がそれだ。
自宅にある鉄道の本を見る。乗ったことがない路線がある。だから、乗りに行く。
非常にシンプル。
そんなわけでJR鶴見線の海芝浦駅に行ってきた。
行ったことがない人も多いと思うので、簡単に紹介させていただく。
海芝浦駅は2つの意味でスペシャルだ。
1つ目のスペシャルは、超がつくほどの単機能。
東芝の京浜事業所(本工場)に出入りするためだけに存在している。
鶴見駅にある鶴見線の改札口にちゃんと注意書きがされているくらいだ。
この「関係者以外お断り」感はワクワクする。
2つ目のスペシャルは、駅のホーム。
列車を降りてホームに立つと海しかない。
東京近郊にはJR・私鉄含め多くの鉄道会社が、網の目のように鉄道路線を敷設している。
JRと一口に言っても、その路線数はかなりの数に上る。
山手線や京浜東北線のように、
東京近郊に住んで(勤めて)いれば月に一度は利用するようなメジャーな路線がある一方で、
住んでもいなけりゃ、勤めてもいない、仕事で訪れることもなければ、その地域に友人もいない、
という条件が揃うと全く利用することのない路線・駅も存在する。
そういった場所に行ってみたいと思ったら、
この海芝浦駅はオススメだ。
訪れたとしても、することは何もないが、不思議と旅情気分に浸ることができる。
京浜東北線がメジャー?
返信削除いっぺん上中里駅に下りてみやがれ べらんめぇ
江戸っ子より
>匿名さん(江戸っ子さん)
返信削除京浜東北線の上野-秋葉原間(現在では日暮里も含む)は、
最も混雑がひどい路線として有名です。
そのため、京浜東北線はJRの中でも最新の車両が投入されます。
知ってた?