今日からゴールデンウィークということで、
妻と息子を連れ添い、私の実家がある宇都宮市に帰省した。
実家に到着後、すぐさまベルモールに向かう。
ベルモールは、私が社会人になった後に開業したため馴染みが薄く、
物珍しさも相まってなんとなく行ってしまうのだ。
夕食前、息子と姪を連れて、近所のあさがお公園で遊ぶ。
あさがお公園は正式名称は向原児童公園というのだが、
地域の人は皆一様にあさがお公園と呼ぶ。
あさがお公園と呼ばれる由縁は諸説あるが、
本当のところは誰に聞いてもはっきりしない。
このあさがお公園、つい数ヶ月前に大変貌を遂げた。
公園のシンボルとも言うべき、築山とプールがなくなってしまったのだ。
下の写真の木の右側に築山があった。
小学生の頃、毎日のようにこのあさがお公園で野球に明け暮れた。
築山を越えたらホームランだ。
缶蹴りや隠れんぼもたくさんした。
中学や高校の頃は、築山の斜面に寝転び、
夜空を見上げながら友人たちと多くのことを語り合った。
気がつけば、あさがお公園の遊具は、ブランコとすべり台と砂場だけになってしまった。
防犯上の理由から、公園の周囲を囲んでいた背の高い植物は切られてしまった。
凹凸のない、きれいな、何の危険もない公園。
そんな公園で子供たちは何を学べるのか。
何をしろというのだろうか。
自分の思い出がブチ壊されてしまったような悔しさと切なさとともに、
そんな思いが胸に去来する。
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