2009年5月26日火曜日

データ入力と政治家

今日も社内でアンケートの入力業務を行っている。
アンケートの入力業務は、正直に言えばかなり骨の折れる仕事だが、
非常に面白いので大好きだ。

何が面白いのか。
それは、多くの人の意見や考え方を知ることができるからだ。

例えば、ある企業がAという制度を施行して1年が経過した。
そこでそのA制度についてアンケートを行ったとすると、以下のような意見が挙がる。

・A制度は有用だが、現状では不十分だ。だから、○○のように改善してほしい。
・A制度によって仕事が増えた。だからやめてほしい。
・A制度の対象となった人が、その権利ばかりを主張するようになった。自分もA制度の対象者だが、そのような人がいることによって社内で白い目で見られる。だから、A制度の利用を申請することができない。
などだ。

もちろん、従業員のために、良かれと思って始めた制度。
それが色々の立場の人から本当に色々な意見が出てくる。

この業務をしていると、いつも政治家のことを考える。

例えば、ある住民集団は、生活の利便性向上のために、生活道路を整備してほしいと言う。
その一方で、その道路の必要性を感じない人は、税金の無駄遣いはやめろという。

クレヨンしんちゃんで似たような言葉がある。
正義の反対は、別の正義。

それぞれがそれぞれの正義を持って日々生きている。
その意見を集約して最適な結論を考えるのは政治家の役目だ。

そう考えると、政治家って本当に大変な仕事だなぁと思う。

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