2009年11月15日日曜日

クレープと損して得とれ

昨晩、天気予報では明日は晴れだという。
息子に明日はどこへ行きたいか聞くと、「かわいいおばけがいたところ」と返ってきた。

「かわいいおばけ」がいたのは、先月訪れた三井アウトレットパーク多摩南大沢だ。
先月訪れたときはハロウィンのフェア期間だったので、
モールの至る所にお化けの人形が飾られていたのだ。
そのおばけを息子はいたく気に入っていた。

もう11月に入り、そのおばけは撤去されていると思われたため、
「おばけはもういないよ」と伝えたところそれでもいいと言う。

で、案の定いなかった。

モール内を歩いていると、息子が「アイスクリームが食べたい」と言い出した。
あまりに急だったので、ちょっと驚く私。周囲を見渡して合点がいった。
すぐ近くにクレープの販売車があり、息子はそれをアイスクリームの販売車と勘違いしたのだ。

私が、「あれはクレープ屋さんだよ」と息子に教えると、
息子が「クレープって美味しいんだよ」と言う。

「あれ?」と思った。
息子はクレープを食べたことがあるんだろうか。
疑問に思ったので、息子に聞いてみると、「食べたことない」と言う。
ずっこけそうになる私。
要するに食べたいという事なんだろう。

ふと小さい頃の思い出がよみがえってきた。
私も小さい頃、よくクレープを食べたいと思った。
なのに食べてみると、結局あまり美味しさを感じることができず、最終的には残し親によく叱られた。

いい機会だと思い、息子にクレープを買い与えた。
息子は、いちごと生クリームのクレープを選んだ。

案の定である。
生クリームといちごばかり食べている。
挙句、クレープを食べるのにクレープの生地そのものが邪魔だと、本末転倒な事を言い出した。

親バカを承知で書くが、うちの息子は記憶力がいい。
これでしばらくは、クレープを見ても食べたいとは言わないだろう。

関連記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿